February 27, 2006 10:41 PM
撥高台トリオ
生まれも、育ちも、違えども、3碗とも撥高台!
バチこうだいとはバチ形(裾広がり)になった茶碗の底(裏側)の事。
小振りの茶碗ですが三碗そろうと面白いものです。
左は継ぎはぎだらけで指で塗りつけた様な面白い絵付けの茶碗は高麗時代のもの
ぶち割れでも立派な?高麗茶碗でしょ!?
右は古唐津の一位ノ樹山窯、江戸時代中期ぐらいでしょうか、
画像では分かりにくいのですが、胴の三箇所と見込み(内側)にものびやかな絵付けがあり、唐津では珍しいバチ高台と云うおまけが付いてきたようで得した気分です。
中央は古高取の内ヶ磯窯(1614年~1624年)の発掘品で、発掘者より購入したもの。
ただで掘ったものを高値買うのは...と思いながらも、斑の釉薬の美しさもあり3碗並べてみたかったのもありで結局購入しました。
李朝陶工が唐津に連れてこられ、唐津から内ヶ磯にきたと云う。
茶碗を並べ色々と想像するのも愉しいものです。
大いに満足! 満足!
だが支払いはつらい...
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Comments (4)
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おおおおお。すごい。
これはすごいコレクションですね。
あらーー、比古さんが話が合うと思うといったわけがわかりますわ。。大笑
いやあ、るんるんしてきちゃいます。
桃山から江戸初期。
貴重なものばかりですね。割れていたって、どうてこと無いのが骨董の良いところ。治して使えば本物よ!!!
うーーん、いいですね。
古唐津が一番好きかな。
錆絵のところが、すっとした線でいいですね。
こりゃまた、長々と失礼致しました。
また、よらせていただきます。
ぼんぼんさんコメントありがとうございます。
時間ができたらこの古唐津の他の画像お見せしますね。
なかなか良いものを御集めですね、珍品が入荷しましたら御知らせします。
renkoji さん、こんにちは。
斑の古高取の茶碗は、金修理をしたので、見違えるように良くなったでしょ、笑。
珍品入荷の場合は是非ご連絡下さい~。