July 10, 2006 8:13 PM
粉引櫛目撥高台平皿
久々に このお皿の注文がきました。只今製作中です~
下の写真はかなり前のサンプルで、現在の粉引の上がりは白くしています。
この器もややこしい長い名前ですが
名前でどの器かわかる様にするとこのようになってしまいます^^;。
こちらは↑「同じ形で三島にして下さい」と言われて作ってみました。
久しぶりにつくるので初心にもどろうと、この器の元となりました写真を探してみました。
下の写真が本歌の古上野の釜ノ口窯(1602年、慶長7年開窯)の櫛目平皿です。
この器を初めて拝見した時は李朝かと思ってしまいました。
しかし、初期の上野焼とお聞きして ビックリ!
今まで見てきた上野とはかなり違い、この釜ノ口窯の平皿を拝見して古上野の印象が随分と変わりました。
唐津にばかり興味を持っていましたが、この器によって改めて地元のやきもののよさを発見できました。
98年の陶磁協会研究会、M氏宅にて撮影。
Trackback (0)
Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2481
Post a Comment