うつわやブログ

  • /

July 27, 2006 1:23 PM

一昨年の今頃 ~仕覆づくり~

夏場の肉体郎労働はバテます。(土練機ありません~)
汗だくでつらいので休憩時間が長くなり、つい他の事にハマリがちになります。

一昨年の夏は仕覆づくりにハマっていました。
骨董もエスカレートしてくると
お気に入りの茶碗が裸だと気になりまして、
洋服の1枚でも作ってやって着せたくなります(笑)

本を参考に、見よう見まねですけど、なんとか作ってみました。
参考にした本は 「茶器の袋もの―仕覆をつくる」 です。

まず、お気に入りの器に似合う布を探し紐の色合わせます。
この段階も楽しみの一つです。
次に寸法をはかり、型紙をとり、その器にぴったりと合うように作っていきます。

完成すると嬉しくて、
人に見せると、「私の茶碗にも作って下さい」と注文までいただき、
この年はかなりの数の仕覆をつくりました。

沢山作るといつのまにか興味も薄らいでしまい、
よく考えるとこの時以来仕覆は作ってないですね。

sifuku-karatu.jpg

これは以前「唐津の金継」で紹介した茶碗の仕覆です

sifuku-rityou.jpg

李朝の平杯(小皿)の仕覆

sifuku-madara.jpg

斑唐津の平杯(小皿)の仕覆

中身の器はまた次回にでも・・・。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2486

Comments (2)

自分で仕覆が作れるのですか~~。
素晴らしいですね。羨ましいです。
私も数点ですが、ぐい呑みの仕覆が欲しくて、オークションで買ってみましたが、
大きさが合わず、別のぐい呑みの仕覆になってしまいました。
ピッタリの仕覆は難しいのでしょうね。

それから、昨日は勝手に記事をアップしてしまいました。
私は口は悪いですが、心はきれいです^^。
悪気はないので、お許しくださいねー。
utuwa-yaさんの名前は公表しないほうがいいですか?

66さま、いつもありがとうございます。仕覆は手間が掛かりますが、手順を理解しゆっくりと丁寧に作れば、なんとか形にはなると思いますよ。
最初は1枚作るのに空き時間を利用して1週間以上は掛かってましたが、手順と緒のかがり方を覚えれば4,5日で完成してました。

そして徳利をご紹介いただきまして重ねて御礼申し上げます。
ちょっと恥ずかしいながら、66さまのブログのぞいております(#^.^#)
私のほうはご紹介頂き嬉しい限りです。
コメントをしょうかと思ったのですが、しっかり皆様の貴重なご意見をお聞きしたいと思いまして(批評も今後の作陶の参考になりますので大歓迎)しばし待機中です、utuwa-yaの名前は公表OKですよ~

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑