うつわやブログ

  • /

August 12, 2006 7:34 PM

まだら五十三つぎ?

お盆前に用事を済ませようと、昨日ギャラリーにうつわの納品をし
その他いろいろを済ませて
久しぶりにK氏宅を訪問しました。

yobitugi.madara1.jpg

K氏の膨大なコレクションのなかで↑こちらがK氏の初期の呼継、
すべて帆柱の斑(古唐津)の陶片を呼継して茶碗にしたもの。
パッチワークもここまでいけば凄い!w(0o0)w

一つの茶碗で、帆柱窯の斑釉の変化が一目でわかり、
発色の違いも面白く、小さな陶片が使えるものとなっています。
桃山時代の陶工が作ったというよりも、もうこれはK氏の作品!?

yobitugi.madara2.jpg

有名な "よびつぎ"茶碗に鈍翁の「東海道」という銘の志野茶碗があります。
白州正子さんの本 風姿抄 の"よびつぎ文化"のなかで
瀬津雅陶堂の先代は、「東海道」の茶碗を見て、
一生のうちに自分もこのようなものを作りたいと思ったという。
そして "志野寄筒茶碗 茶友瀬津雅陶軒主人の苦心作 耳庵九十五"と箱書きされた「五十三次」という茶碗の事が書かれていました。

「五十三次」の茶碗はこの本で初めて知りました。
どんな"よびつぎ"かみてみたいですね。

yobitugi,o.jpg

こちらは荒川豊蔵さん旧蔵の呼継茶碗
風姿抄」世界文化社より

画像いただきましたので追加致します。ありがとうございますm(._.)m

yobitugi.toukaidou.jpg

こちらが「東海道」
すごい迫力!見事な継ぎ!盛金もすごい~

yobitugi.gojyusantugi.jpg

こちらが「五十三次」
こちらもよびつぎといえども、すごい品格です。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2490

Comments (8)

「五十三次」は、瀬津巌著「掌の美」新潮社に、写真が載っています。小さな筒茶碗です。
この本には他に、「もも」という鈍翁旧蔵の継茶碗も載っています。こちらは半筒です。
この本、装丁もきれいで、お勧めの一冊です。
ちなみにこの本の中で、私の一番好きなものは、「かわず」という鈍翁旧蔵の、粉引塩笥茶碗です。

wadaさん、とても嬉しい情報ありがとうございます。
しかし絶版または重版未定のようで気長に古本探してみます。
かなり好い本みたいですね、絶対いつか購入しますよ~

Kさんの呼継ですかー
すごいですね~~、まさしくK氏の作品と言えますね^^。
斑の呼継茶碗、すごく価値があると思います。
私も拝見したいと思いました。

価値があるといわれれば、K氏もきっと大喜びとだと思います。
K氏は大歓迎でこの茶碗をみせてくれますよ~
もし福岡に来られる時は是非連絡してみて下さい。

ぼんぼん ( August 19, 2006 12:06 PM ) 返信

すばらしいですね。このよびつぎって日本以外に、在るんですかね?
どれも本当にすばらしいですね。
感心してしまいました。

多分、よびつぎで使える様に修理するのって日本だけではないかと思います。
以前「金繕い」の教室に通った時に
外国は”修復”はするけど、使う事を前提に”修理”するのは日本だけとお聞きしました。

日本でも、よびつぎを好む人って数少ないのではないかと思います。

ぼんぼん ( August 21, 2006 11:33 AM ) 返信

よびつぎを好むのは、お茶の世界くらいでしょうか。特に10月頃の茶事には、繕った道具をよく使いますよね。そして、口切りの茶事へと向かっていきますね。
やはり、お茶の文化てすごいな。。なんて思わされます。

ぼんぼんさん詳しいですね。
忘れてましたけど私も聞いた事があります。
ほんと、お茶の文化ってすごいですね。
こんな道具の茶事って、想像しただけでワクワクしますね。

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑