うつわやブログ

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October 19, 2006 10:38 PM

今日の掛け軸「山花開錦似」

今日はお茶の稽古(北九州)に行って→福岡→唐津に行き、今帰宅しました~

掛け軸は「山花開錦似」
「碧巌録」

よくわかる茶席の禅語 著者:有馬頼底、発行所:主婦の友社より抜粋しますと

「山花開錦似、澗水湛如藍」
さんかひらいてにしきににたり、かんすいたたえてあいのごとし とつづく言葉です。
全山いっせいに花開いて、まるで錦のようであり、満々とたたえた渓谷の水はまるで藍のようだ、という意味です。...........色身すべてが発露して一木一草といえども隠すことのないみごとな世界です。
そこには捨てるものもなければ、拾うものもない。一木一草すべてが、これ仏の具現である。
こういう取拾の常識を超えた境地、「草木国土悉皆成仏」そうもくこくどしつかいじょうぶつの世界、それがほうふつとされる情景です。

先生曰く、昔の掛け軸は長い文字が連なり、分かりにくいものが多かったのを
覚えやすく分かりやすくするために茶掛けの文字は短くなった!
あなたもしっかり覚えなさい!とのお言葉いただきました。

しかし私の頭の中は、唐津行きの事でいっぱいでした。
この話はまたいつか。

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