December 15, 2006 1:06 PM
陶片:古唐津 帆柱窯と皿屋窯
小さな陶片ですが、古唐津の岸岳系 帆柱窯と皿屋窯。
この二つの窯を区別するのは難しく
一般的に皿屋窯の見込みの釉剥ぎ、目跡(メアト)は四角と言われてます。
しかし、発掘をしていた方に聞きましたら、帆柱窯にも数は少ないものの四角い目跡があるとの事。
多少の疑問をもち他の方にも確認しましたら、その方も帆柱にも四角い目痕がまれにあると言われてました。
四角い目痕は画像3・4枚目を参照下さい。
この陶片は、いただいたもの。
もらった時から帆柱か皿屋、二つの窯どちらかでしょう!でしたので
最初から、この二つの窯は区別はつきませんでした。
なぜ目跡が四角なのか不思議ですね。
そう思って調べましたら、66さんのブログに書かれていました。
66さんのブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/ryouma66jp/39721868.html
(くらいけさんのコメント勉強になりました。)
時折、陶片を眺めている自分が、おかしなしな骨董病かな~
もしかして重症かな~と、ふと思う時がありました。
陶片って、おまけで貰うものがほとんどで
買っても3000円以内(もちろん学習の為)でした。
それが先日、目撃しましたのが、
大きな絵唐津の陶片(絵があるけどカケラですよ!)に諭吉さん5枚を払っている方いらっしゃいました。
この方と比べると、私なんてまだまだ骨董病とはいえないですね。
いつか陶片データーベースなんて作ってみたいなぁと思いながら
少しずつ整理していきます。
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Comments (6)
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うつわ様、トラックバックありがとうございました。
うつわ様のブログで、おいら唐津を勉強しています^^。
この陶片の土味はおいらの陶片と少し違う感じがしますが、帆柱窯のものでしょうか?
陶片の値段も馬鹿になりませんね。
以前ヤフオクで古伊賀の匣鉢残月を狙いましたが、途中で断念しました><。
結局最終の値段は諭吉さまが13枚以上だったと思います。
ここまでするのか~~~(ノ`□´)ノ⌒┻━┻
貧乏人には、陶片も高嶺の花ですばい・・・
うつわ様の案内があれば・・・盗掘も可能かもしれませんね^^。
66さんの皿屋窯陶片(土味)はこんがりと焼けていい色してますね。
私の帆柱窯かなぁ~?わからんですばいw
えっ匣鉢がそんな。。。13枚も。。。
古伊賀だからでしょね~ちなみに瀬戸の匣鉢はそんなにしないでしょうね(匣鉢を灰皿に使ってた家思い出しました!)
盗掘は行ってませんよ~K氏よかったら紹介します!
匣鉢(サヤバチ)?って思う方は
こちら→http://www2.saganet.ne.jp/murakami/discover0002.html
窯道具です。
写真見てるだけでワクワクドキドキです。帆柱でも皿屋でもどっちでもいいではありませんか~。といっても気になりますよねぇ~^^;掘った時にどこかに小さく書いといてくれると助かりますけど・・
うつわやさんは唐津の小皿をたくさんお持ちで羨ましいですが、今でこそ、あちらこちらで見かけますが、忽然と消える日が近い?との噂もあります。市場から消えるときは一瞬だそうですよ。今が買いの古唐津小皿。僕もそろそろ準備をしなくては。
土味からすると、うつわやさんの四角い目跡は帆柱かもしれませんね。(皿屋・・・砂気が多い。帆柱・・・砂気が少なく土は白く焼きあがる)
それと拙いコメントを参考にして頂き有難うございますm(_ _)m
ほんと、内心どっちでもいいやと思いつつも
どこの窯か書いといてくださると資料して確実で嬉しいですよね。
親切な方から貰いうけた陶片には、割れた断面に書いたり、シールを貼ったりしてるのもありましたよ。
私は、くらいけさんの斑の”たちぐい”羨ましいです。
今は小皿が底値みたいですね(特にキズがあるもの、灰釉などは値段つかないみたい)
市場に溢れてると、まだいいっかって思いがちになりますけど
私もちょいとかんばろっ!急ぎすぎて、焼き直しや後絵をつかまないように注意つつですね。
細かな分かりやすい解説ありがとうございます。
すごく参考になりました。
なにせ度胸だけで買って、いつも後で調べています^^;。
僕の浅い知識なんてうつわやさんの足元にも及びません。斑の筒はレベルアップを図りたいのですが、より大きな陶片はまだ見つかっていません。うつわやさんは発掘屋に近い環境なので"何か"に出会えそうな感じで羨ましいです^^
いや~そんな事ないですよ。
私の薄っぺらな知識が、いろんな方とブログを通じて深められいるような気がしてますよ。
現在は発掘されている方もいませんし、よいものは中央に流れていってるみたいですよ。
私の場合は借金がねっ・・・(^.^;)お支払いに行った時に、いろんなためになるお話を聞かせていただいております。