January 23, 2007 8:38 PM
枯れた皮鯨
また小皿ですが・・・大好きな古唐津です。
この小皿、あちらこちらに窯屑を取った跡らきしものがみられ
発掘ならではの朽ち果ててボロボロといった印象です。
こんな枯れたような哀愁漂う小皿にも、心魅かれています。
(伝世、無傷を買えればいいでようが、貧乏陶工には絶対無理な話。
こんな小皿を買っては喜んでいる日々であります。)
もちろん、この小皿も目跡のお手入れ(削り)済み。
購入時はまだ大きな目跡でした。
先日他のモノを削ったついでに、この皿も。
削りたてですので多少お見苦しい目跡かと思われますがご了承下さいw。
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Comments (4)
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これぞ錆谷という高台。それに皮鯨。この厚み、頑丈さ。美濃にも伊万里にもない。李朝とも違う。古唐津ならではの安心感。目跡の処理も◎です。・・という僕は今も例の皮鯨盃でお茶を呑みながら書いてます^^毎日使ってます。そんな気安さがいいんですよね。
くらいけさん、すごい~的確!
古唐津のなかには美濃、伊万里、李朝の流れをくむようなモノや共通する部分などありますけど、私もこの錆谷は”古唐津ならでは”と思っていますよ。(小皿で大げさですが)
皮鯨盃で呑むお茶は、さぞかしおいしいでしょうね~
では、私も早速この小皿でお茶でもいただきますか・・・^^
これは使うほど艶やかに化ける素質を感じる羨ましい皮鯨ですね。
いつも素晴らしい古唐津を拝見させて頂きありがとうございます(^^)。
これでお酒呑んだらいいでしょね~水分を含むと色濃く変化しますよ。
お茶もおいしいですけどねw←お茶は皿でのむなよ!(自分でツッコミいれてみました)
今日は風邪の為、多少微熱があります・・・