March 21, 2007 11:00 PM
うつわの中の鏡
この鏡(丸い窪み)っていったいなんだろう・・・
李朝初期にみられる
この茶溜りは、作る側から見れば
底ワレを防ぐ為、ヘラをあて土を〆た跡って考えますけど
それだけではないように思え、何らかの理由があったのか?
と気になって↓こちらを拝見すると
http://www.nurimono.net/yawa/index_4ya-zenpen.html
要するに金属器のコピーだったみたいですね。
州浜のようにもっと神がかり的なことかと期待してましたが^^残念~
絵唐津にもあり
無地唐津にもある
瀬戸にもあり
高麗にもある
時代が経つごとに大きくなっているような気がする・・・
いや、きっと形のせいかも^^;
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Comments (8)
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たいへん勉強になりました。
ありがとうございます(^^)。
中国の天目茶碗にヒントがあるかも^^
bin_sukiさん、もしかしたら
あまり勉強になってないかもですよ~
66さんのコメントをみると、この鏡には他にも理由があるみたいな予感・・・
66さん、確かに天目茶碗のなかには鏡があるものがありますけど、なんで?
油滴や禾目は釉の流れを調節するためとも考えられますけど
↓参考に
http://www.geocities.jp/retechnical/youhengaiyou.html
↓こちらの木葉天目は最小の鏡かなぁ~
http://www.moco.or.jp/jp/colle/colle/China_B/027.html
もしかして、南宋時代から茶溜りを狙って作ったとかですか~
ヒントじゃなくて答えを下さい~(;_;)
逆に陶芸家の人に一度お聞きしてみたいと思ってたのですが、茶溜りって小さいほうが造りやすいのかそれとも大きい方が整形しやすいのかどっちです?
困ったなぁ~~。
おいらの聞いた話ですが、
いわゆる、「手」です。
天目茶碗のフォルムそのものなのです。
形は違っても、「手」は残ったのです。高麗、初期李朝、古唐津と・・
F.Nakajimaさん、こんばんは。
先日は、ありがとうございました^^
茶溜りの作り方は習った事はないのですが
現在「牛ベラ」っていう木のヘラを使って作っています。
↓参考までにこんなのです(私の牛ベラは有田の床屋さん製w)
http://www.zenbee.com/shop/B006/5UILbO8eS/syolist/9
このヘラの大きさを変えれば大きくても小さくても
変わらないような気がします。ちっちゃいのは指でOKでしょう。
66さん、失礼しました。
天目茶碗のフォルムですね~
「手」、納得です!
昔はどんな道具使ってたのかも気になりますね。
ちなみに今は「牛ベラ」で中心部分を押さえれば、ヘラ先は自然と丸い線を描きます。
鏡ですか。何かいわれが有りそうな?というか有って欲しいですね。この部分があると器全体が締まるように感じます。なにか分かりましたら再コメします^^
是非、再コメ宜しくお願い致します。(^_^)v
私も何か分かりましたらお知らせしますね。
やはり、何かあって欲しいですね~
何故「鏡」と呼ぶかも、きっと理由がありますよね。