うつわやブログ

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March 29, 2007 8:23 PM

陶片:古唐津 李祥古場窯

久しぶりに陶片を・・・

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武雄系 李祥古場窯

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唐津焼の研究
  ←こちらの本によりますと

「李祥古場窯と祥古谷窯の中間に焼き損じを捨てた物原があり、両窯の作品がいりまじってどちらの窯で焼いたものか区別がつかない。この物原から絵唐津大皿の陶片が出土している。 李祥古場窯・祥古谷窯・古那甲の辻窯・本源寺窯では蛇蝎(じゃかつ)釉の沓(くつ)茶碗や沓鉢を作っている。蛇蝎とは下地に鉄釉をかけ、その上から失透性の長石釉をかけたもので、失透性の白い斑文の下から、鉄釉の黒色がすけてみえる。中国明時代漳州窯の呉須餅花手の陶技が唐津に伝わり素麺手となった。それが変化して蛇蝎唐津となり、薩摩に伝えられて蛇蝎釉となった。」

唐津焼の研究 P62より抜粋

この李祥古場窯・祥古谷窯には口作りが玉縁になったものや
蛇蝎や黒唐津などのよい沓茶碗があり

そのような良い茶碗は金額的に絶対買えそうにありませんので
陶片で我慢しときます^^。

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李祥古場窯 大皿陶片 直径23cm×11cm

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叩きの陶片

この陶片は、かなり前になりますが
「大宰府おもしろ市」 の露店で自作の器を販売してた時に
二件隣りでまとめて売られていました。

暇があると、覗きに行き、眺めては、撫で回し
それを何度も繰り返しているうちに、
店主はその行動に呆れたのか
「そんなに欲しければ持って行きなさい」と結局は購入。

過去、陶片はおまけでもらうのがほとんどでした
これが初めて買った欠片です。

ちなみに完全な姿は↓

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祥古谷・牛石の窯(上、左下) 「唐津 日本の陶磁5」中央公論社

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李祥古場・祥古谷窯 「古唐津の流れ」1992 読売新聞社

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Comments (11)

上の高台の写真を見ても、
土、作り、釉、見ても、
同じ窯跡出土と思えないほどですね(TT)。
手元に有る古唐津陶片も、
何処の窯で製作された陶片なのか?
分からない物が、殆どです(TT)。
あらためて古唐津の奥深さを感じました。
勉強させて頂きますm(_ _)m。

bin_sukiさん、こんばんは。
陶片がどこの窯か分かると非常に参考になりますね。
土や作りで特徴がある窯は分かりやすいのですが
灰釉系統などはとても分かりづらいです。
今度、bin_sukiさんの陶片も是非拝見させて下さい。
私も勉強中で、間違った記述があったらゆるしてね^^。

こんにちは。こちらでは初めまして!ですね。この前初めて手に入れた陶片、お友達に自慢しに行った帰りに、家のまで落としてしまいました…。元から割れてるんですが、けっこう悲しいものですね。

desafinado ( April 2, 2007 7:32 PM ) 返信

こちらでははじめまして!
mixi「古唐津」コミュからやってきました。
うつわやさんもご存知の、某粋人に古唐津の魅力を教えて頂き、私もすっかりそのとりこになりました!
古唐津に関して全くの素人ですので、今後ともぜひ色々と教えて頂ければと存じます。

さて、陶片を拝見すると、断面でその違いが分かりました。
同じ窯跡出土でも、全く違う器を製作することは、『とんぼの本 唐津』(新潮社)で、古唐津と初期伊万里が同じ窯で焼かれていたという記述を読み、知識としては知っていましたが、実際に陶片として見ると、面白いなあ!と正直興味を感じました。
今後もまた、この世界にはまっていきそうです!

かさねさん、ようこそ^^
カケラちっゃくなってしまったんですね~
そのうち絶対にいい陶片に巡りあえますよ。
(↑予知能力はありませんが予感がします!)

desafinadoさん、はじまして。
私の場合、知識なしの度胸買が多くて失敗もあり
このブログお恥ずかしい限りです(#^.^#)

しかし、陶片は面白いですよね!
その窯で発掘されたという真実がありますし
信じられないような物がでるみたいですよ。
どんどんはまっていきましょう!

「古唐津」コミュのほうでご挨拶をと思っておりましたが
こちらこそ宜しくお願い致します。

コメント誠にありがとうございます。
作品や陶片を拝見に、ぜひ九州に伺いたく、気持ちが湧き立つ今日この頃です。
ぜひ、次回九州に訪問する際には、色々とご教示頂きたく、お願い申し上げます。
(広島在住なので、妻と交代で車を運転して、伺います)

こちらこそありがとうございます。
私の方こそご教示頂きたいのですが^^
ウチは何のおもてなしも出来ないむさ苦しい所で
収入のほとんどは骨董に費やして、展示室はまだ無いのです^^;。
狭いけど屋根ぐらいはあります!こんな所でよろしければ是非に。

広島ですか~尾道のギャラリーに何年か前に器を納品しましたよ。
只今在庫状況確認していただいております。

李祥古場窯の黒唐津小皿は欲しい品ですが、こちらでは見たことあません。九州にはいっぱいありますか?いま古唐津の購入路線を決め兼ねております。一生涯の盃にすべてを注ぐか、より多くの小皿などを手にするか。やはり狙いたいのはキズ気の少ない皮鯨盃。古唐津の魅力には勝てませんなぁ。

くらいけさん、難しい選択ですね~やはり出会いでしょうかね。
こっちで何か見つけたら報告しますよ。
といいながら私、李祥古場窯・祥古谷窯と思われる
茶碗とり逃がしてショックです。もう少し頑張ればよかった。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e68553365

ほんとだ。いい味の素麺手を逃しましたねぇ。それに安い!気持ちを切り替えて探すほかはありませんね(--;

やはり安いですよね^^;
なのにオークションだと怖くて度胸も資金も足らずで入札できませんした。
探せば、まだまだありますよね(--;

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