April 26, 2007 9:20 PM
白磁の人
李朝陶磁が好きといいながら、この本を読んでなかったとは不覚でした。
ついこの頃やっと読み終えました。
李朝白磁壷が二束三文で売られ、骨董としての価値など全くなかった頃に美しさを見出し、そしてその民族にさえひかれていく様は根本に深い愛情があってのものだと感じさせられるものでした。何と言っても浅川兄弟あってこそ現代の李朝があると実感できたとてもよい本です。
このブックカバーの紐先の陶片は携帯ストラップにする予定でしたが
あまり人目にさらすと良からぬ誤解を招きそうでしたので
一人でこっそり愉しむ事にしました。
携帯の陶片ストラップはこちらを参考に^^
くらいけさんありがとうございました。
余談ですが最近大規模な盗掘があり、かなりの問題になっています。
盗掘屋さんも浅川巧のように木を植えて欲しいですよ~
(ちょっと違うか・・・)
それと盗掘について気になったり疑問に思われる方は是非こちらの本をお勧めします。
小説ですが、かなりリアルです!三つのストーリーがあり、皆がそれぞれ掘り出しを狙って(夢見て)いく姿は面白いものです。
村田 喜代子 / 朝日新聞社(2001/11)
Amazonランキング:402853位
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「お宝好き」が「骨董好き」になる指南書
最後の落ちも面白いw。
それともう一冊。追加します。
リンダ・スー パーク, Linda Sue Park, 片岡 しのぶ / あすなろ書房(2003/11)
Amazonランキング:258246位
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誠の心
信念をもって生きる
やきもののこころ
信念をもって生きる
やきもののこころ
こちらもよい本でした。
高麗という時代の背景が目に浮かぶような当時の様子、象嵌青磁がどういう人達によって作られたものなのかなどなど(土の精製方法までアリマス)やきものを知らなくても、大人でも十分に楽しめます。
これを読んで象嵌青磁が好きになりました。
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Comments (6)
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こんばんは。
初めておじゃまいたします。
DVD借りっぱなしでスミマセン。
「人が見たら蛙に化れ」は以前読みました。
陶芸や骨董には暗い私が読んでもとっても面白い本でした。
というか、この本で勉強になったというか。。。(笑)
ろここさん、ようこそ~コメントありがとうございます。
DVDは、本当にほんと~うにいつでもいいですよ。
気になさらずにゆっくりどうぞ
この本、かなり現実に近いですよ~
盗掘屋さんなんか土砂降りの雨の中を狙って(音が消える)早朝4時ぐらいに行くらしいですw。普通じゃ考えられませんよね。
あっ!それと「モギ―ちいさな焼きもの師」は読まれましたか。
子供向けに書かれてますがこれも勉強になりますよ~
こちらは涙無くしては読めない、泣ける本です(;_;)。読んでなかったら今度コレ持って行きますw
こんばんは。
「モギ―ちいさな焼きもの師」は読んでいませんが、面白そうですね。
「人が見たら蛙に化れ」は盗掘の話も面白かったですが、呼継の話も興味深く読みました。
それにしてもこちらのブログは深いですわ~
勉強になります。
「モギ―ちいさな焼きもの師」は今度持参しますね。
今度遊びに来た時にウチの呼継もみてやって下さい。
完品は少ないですけど^^;呼継は沢山あります!
(↑骨董道にひきずり込もうという魂胆です)
このブログ深いですか~
自分で書いて後で見直すと、訳が分からない文章が多くて...誤字、脱字もかなり有りお恥ずかしい限りです(#^.^#)。
浅川兄弟の本なんですか。
これは必読ですね!
本屋に走ります~~
そーです!浅川兄弟ですよ~
白磁の人=浅川巧なのです。
私はwadaさんにすすめられ読んだのですが、とてもよい本でした。
是非是非お勧めですよ^^