うつわやブログ

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May 7, 2007 10:18 PM

知られざる古高取 その1

ちょっと大げさなタイトルですが・・・初期の高取焼きを

takatoriuchigaso01.jpg

内ヶ磯窯、発掘調査説明会にて
97年10月撮影

古唐津とよく似た高取焼きを取り上げてみます。
古高取 内ヶ磯窯の発掘調査では鉄絵の皿(上画像)などもあり、伝世しているもののなかには古唐津の中に紛れている高取があるのではないかと思われます。

「高取焼展 出土品が語る筑前陶磁のはじまり」図録より
唐津と多くの共通点を持つモノを抜き出してみました。

uchigaso01.jpg

uchigaso02.jpg

高取焼の開窯は
永満寺宅間窯 慶長11年(1606)~慶長19年(1614)ー約8年ー
内ヶ磯窯 慶長19年(1614)~寛永元年(1624)ー約10年間ー
その後、山田窯、白旗山へと移行します。

takatoriuchigaso02.jpg

内ヶ磯窯の斑釉

takatoriuchigaso03.jpg

内ヶ磯窯の高台

takatoriuchigaso04.jpg

内ヶ磯窯の灰釉系統

初期の唐津と高取は、かなり見分けが付きにくいものもあります。
決定的な違いはやはり原料でしょうか・・・

しかし伝世になりますと、
時代がついてる分見分けは困難だし、所有者は古唐津の方がいいみたいですね。(相場も高いしね)

以前、知人が斑のぐい呑みを購入して
「失敗した~古唐津じゃなかった~」とものすごいショックを受けていた事があり、それを聞いて私はてっきり現代モノかと思いよく話しを聞いてみると、内ヶ磯窯のモノでした。古高取といってそんなに落ち込まなくてもいいような気もします。
何故か人気の無い内ヶ磯窯ですが、よいものが沢山ありますよ!

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Comments (3)
desafinado ( May 8, 2007 11:40 PM ) 返信

確かに、古唐津と古高取では、原料にに決定的な違いがあるでしょうね。
ただ、見た目に関してはそう大差はなさそうですね。特に伝世品だと、分かり難いでしょうね。

次回以降の古高取のご紹介も楽しみにしております!

古高取は確かに古唐津に似ていますがどこか表情が違うように感じました。写真の内ヶ磯窯の斑釉の皿はうつわやさんの銅羅鉢にそっくりですね。古陶再現率がかなり高いとお見受けいたしました!

desafinadoさん、伝世品はホント分かり難く、
発掘でも「えっ?」て思うものがありますよ^^
次回はその辺を紹介しますね。

くらいけさん、ありがとうございます(^_^)v
斑釉の表情っていろいろあって面白いです~
次回は斑釉を含めて紹介しますね。

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