June 16, 2007 1:13 PM
自然に学ぶ
「庭前栢樹子」で思い出しました。
一週間前になりますが、唐津焼の吉野さんの工房を訪れた時の事です。
この日は、若手作陶家の方々と一緒に訪問したのもあり、
吉野さんから様々なお話をお聴きする事ができました。
いろいろとお話をお聴きした中に、野菜を作りながら土の構造、自然の仕組みなどが分かってきたという大変興味深い事を仰られていました。
ここの所をもっと詳しくお聴ききしたかったのですが
なにせ大人数の作陶家でお伺いしたので農法をお聞きするのは変な気がしまして・・・
しかしながら、今回の訪問は吉野さんの作陶に対するよいものを作ろうという熱い姿勢が強く感じられ、作品はもちろんの事、人柄を含め益々ファンになっています。
この野菜をいただきながら昔読んだ本を思い出しました。
自然に還ると わら一本の革命という本です。
この著者の福岡正信さんがまたカッコいいお方でして
耕さず、農薬も化学肥料も使かわず、人は種を蒔き成長を少しだけ手伝う。
耕すのはミミズやムカデなどの虫達。害虫と呼ばれるものにも全て役割があり、それを鳥たちが啄ばみ自然の循環サイクルを作るというような話だったと思います・・・
自然に接し心を開き耳を傾けると、人は何かを学びとる事ができるような気がしております。
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Comments (8)
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私も昔、「わら一本の革命」興味深く読みました。
何年か前に、福岡でも「自然農法」実践している農家があると、新聞に紹介されていました。
しかし、蛙のカビ病が日本にも入ってきたようで、ますます自然農法は難しくなっていくでしょうね。
wadaさんも読まれましたか~
「自然農法」といっても、その土地のもつ土壌によってもかなり異なってくるみたいですね。
「蛙のカビ病」は初めて聞きました。こんなのがあったのですね。
ウチの外は今のところ毎晩、蛙の大合唱が続いております。
いろいろ考えさせられました。
東京はやっぱり辛い。実家近辺<多摩・武相荘のそば>にタイミングをみて戻りたいなぁ。
唐津に隠棲が夢。
東京って辛いとこですか~
実家<武相荘>だったら最高ですね。
田舎は不便ですよ。
今朝、町の本屋に行きましたら、またもや閉鎖。
これでわが町には本屋無しですw
本当に色々と考えさせられた日記でした。
私も夢は唐津在住ですね。
desafinadoさんも夢は唐津在住ですか~
これは、3、40年後は唐津の人口増加しそうです。
絶対に「夢は筑豊在住です。」って人はこの世にいないだろうなぁ・・・
(上野、高取ガンバレ!)
私はキングボンビーコレクターです。プロ(約1割でせうか)の古物商でもなく、陶芸も全くやったことありませぬ。コレクションは江戸期までの茶道具等数点です。
高取・上野・八代・有田焼は各一所持しておりますが、唐津焼は高嶺の花です(笑)出光佐三の奥高麗一個くれЩ(゜Д゜Щです。
>自然に接し心を開き耳を傾けると、人は何かを学びとる事ができるような気がしております。
(゜Д゜)(._.)(゜Д゜)(._.)うんだうんだ。
「武相荘」は無秩序宅地造成により、景観は非道くなりましたよ。
焼物好きなんですね。作家さんかしら?
てっきり古美術をあつかってるかと勘違いしておりました。
大変失礼いたしました。
うちの古い唐津の大半はワレモノで身近にありますが
奥高麗なんて夢のまた夢ですね~貰えるものなら欲しい(笑)
「武相荘」写真で見ただけですので、一度は行ってみたい所です。
やきもの好きで器作ってます。^^