うつわやブログ

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July 24, 2007 9:33 PM

陶片を料理する

陶片の使い方を考えてみました。

touhenichinose02.jpg

市ノ瀬高麗 陶片
径 19~12.5cm

陶片は土の中にあった為か、食卓にならべるには
汚れたイメージがあり、なんだかちょっと抵抗がありますね。

土の中に埋まっているといえば根菜(じゃがいも、にんじん、だいこん)など。レンコンなどは ドブの中(ちょっと違うか?

しかし、これらの野菜が食卓に並べられるには
泥を落としキレイに洗い、料理された後です。

touhenichinose01.jpg

そこで 陶片も料理してみる事に

まず、キレイに洗った後、周囲を整え、漆を塗ります。
今回は時間がなかった為、人工漆(カシュー)を使用。
↑簡単な料理ですがw
もっと手間隙をかければ、きっとまだいいものができそうです。

せっかくなんで、料理を盛る。


touhenichinose03.jpg

鮎の塩焼

注)焼き魚を撮影する場合、焼く時に焦げないように化粧塩はたっぷりとした方がよいみたいですね。

今回の尻尾の焦げは、とりあえず笹で隠します。

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Comments (4)

さすが!料理した陶片に料理を盛り付けるとは、興味深いアイディアですね。

そうなんですよね~。私も偶然、写真撮影用の鮎の塩焼きというのを見たことがあるのですが、化粧塩がこれでもか!とかけられていて、かなり塩っぱそうでした。。。
「陶片を料理する」企画、続編にも期待しています!

さすがじゃないですよw
教えて頂いた「絵唐津陶片に刺身」を見て閃きました!

焦げた所が写ると、一見にがそうな印象になりますよね。
実際家庭で食べるときは、尻尾の焦げぐらいは問題ないんですけど。(骨抜きしやすいしw)
「陶片を料理する」の続編って
何方か、やって下さい~(♪クリックも付けてね)
このブログを御覧の方いらっしゃいましたら是非お願い致します。

くらいけ ( July 29, 2007 8:49 PM ) 返信

このアイデアは目から鱗ですねぇ。
陶片を料理すればワザとらしさが残って「手を付けない方がよかった」ってなるのが常なのに、この方法は陶片が生きているではありませんか。素晴らしいです!

いや~実はかなり前に他で似た様なモノを見たの事がありまして、
それは絵唐津の大皿にプロの修理で、双方負けず劣らず見事なものでした。
値段もそれ以上に凄かったので、自分でする事にしました。
過去「手を付けない方がよかった」ってモノの方が数多くありましたよw。

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