うつわやブログ

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October 6, 2007 6:38 PM

古唐津:小十官者窯

磁器に近い土モノといえばこの窯も

kojiroukama02.jpg

この小十官者窯(こじろがま)は非常に李朝堅手と似ており、
画像左上の砂目跡ものなどは区別が付け難いですよね。

kojiroukama01.jpg

高台のほんのり赤みをおびた細かい土をみると、
なんとなくからつかなぁーと思えますが、
この砂化の無い土が岸岳系の窯とはホント驚きです。

昭和60年に唐津市枝去木字後田のにある後田遺跡で松浦左志氏一族の屋敷が発掘された。中国、朝鮮の古陶にまじって付近の小十官者窯の皿、茶碗が出土した。屋敷の年号は十五世紀中期から十六世紀中期と推定される。これによると小十官者窯は、1560年頃には稼動していたことになる。小十官者窯よりさらに古いといわれる岸岳古唐津は1560年以前に開窯したといえる。

唐津焼の研究により抜粋

では、かなり小さなカケラたちをお楽しみ下さい。

kojiroukama03.jpg
kojiroukama04.jpg

こんなに ちっちゃいと 楽しめませんよねw

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