October 24, 2007 9:43 PM
梶原靖元展 柔(やわらか)
ちょっとお勧めの展示会を
以前「美の壷」でも紹介されました
梶原靖元氏の個展が現在千葉のカンパニュールで開催されます。
詳細はこちら↓
http://campanule.jp/
梶原氏の原料に対する拘り、ものづくりの真っ直ぐな姿勢はいつも感動を与えてくれます。
とても素晴らしい方ですので、是非この機会に梶原氏の作品を手にとり御覧いただければと。
土を見ただけでは分かり難いと思いますが
この土を作るには、ものすごい手間隙がかけられております。
現在、古唐津に一番近付いている作家さんではないでしょうか。
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Comments (6)
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間違いなし!氏の作品は。
基本を知らねば、と思う。古唐津とはなんぞや?リアルにそれを追求しているのは氏を筆頭にほんの数人しかいない。
昭和の頭にできたフォーマットを唐津、としているのはどうかなぁ、と思う。近年の研究の成果を見ても。現代唐津の未来は彼の今後如何であろうと思うこのごろ。
今回、お会いできないのが、残念でなりません。
Moneyさん~私が言うのもなんですが^^;
まず本時代の古唐津に少しでも興味を持ってる方でないと
梶原氏の追求してることを理解するのは難しいように思えます。
梶原氏の仕事はホント心から尊敬できるし、
人間的にもとても素晴らしい方ですよね。
いや~、本当に素晴らしい催しですね~。関東在住なら、必ずうかがっていましたよ!
以前Moneyさんが、梶原さんは今後もどんどん伸びていく作家だとおっしゃられていました。「現代唐津の未来は彼の今後如何であろう」。まさにその通りだと思います。
今回のカンパニュールでの個展では、梶原さんと個展のご主人が話し合い、「柔」をキーワードに展示を行ったと伺いました。陶芸家とギャラリー主催者との素敵なコラボレイトですね。
まさに梶原さんは、現在も素晴らしく、かつ今後まだまだ「伸びしろ」のある作家。ますます注目していきたい方ですね。
私も関東在住ならお伺いしてますよ~
ここからでしたら、唐津に行くほうが近いかなw
もちろんこれからの作品も楽しみにしていますけど、
過去に作られた作品にも好きなものが多くあります~初期の面取白磁も素敵でしたよ。
梶原さんのやきものへの取り組みは素晴らしいと思います。
私も本や他からの情報で梶原さんの土つくりをはじめロクロ、釉薬、窯焚きなどの工程の様子を見ていますが、うつわやさんが、梶原さんの土つくりは大変と書いていますが、古唐津の時代の土つくりはどうだったと考えますかお聞かせ下さい。
沢山の労働力と手間を使って土つくりをしたのでしょうか。
すごい数をロクロ引きすると思いますから沢山使われると思います、それに間に合うのでしょうか、土つくりの人たちがいやになることはなったのでしょうか。
吉野靖義さんのように土を唐臼で搗いていたのでしょうか、そうしていた痕跡(施設跡)は確認されているのでしょうか。
何だか李朝同様当時の唐津の陶工もあまり面倒な事と思える事はしなかったのではないかなと思ってしまうのですが。
>古唐津の時代の土つくりはどうだったと考えますかお聞かせ下さい。
どうやって土を作っていたかは私にはわかりません。
現代も古陶と向き合いいろいろな作り手によって、それぞれ独自のやりかたがあり、それでいいような気がします。
焼き上がったものを見た上で、李朝と古唐津には共通性があり、梶原氏の作品にも同じものを感じます。
臼は当時の生活に欠かせないものだと思います。