November 9, 2007 7:29 PM
兄弟の再会
お世話になっている方から
「あなたがブログに掲載している同じ絵唐津の皿をもってますよ」
との電話を頂きましたので、その皿を持参しお伺いしてきました。
同じ阿房谷窯で焼かれ、離れ離れになった皿が400年ぶりに出会った瞬間です。
同じ窯というよりは、同じ人が書いた絵ですよね。
筆のはこび方はどーみても一緒の線。
しばしの再会を喜びました。
こうなれば、兄弟(皿)は離れて暮らすより一緒に暮らした方が幸せなのではないかと考えますが、
ウチにはもう一枚の皿を受け入れる余裕も無く、持っている皿を手放す事も出来ずに、わずかながらの再会となりました。
Trackback (0)
Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2295
Comments (12)
Post a Comment
祝!再会!!
ひとときではありますが、兄弟が再会できて良かったですね!
ほんとだぁ。同じ人だぁ^^
コメントばっかりしてます^^
まさに、同じ筆の運びですね。
素晴らしい^^ 感動しました。
うつわやさんに5000点
?なんのこっちゃ(-_-;)
desafinadoさん、ホント感動的な再会でしたよ!
御祝いのお言葉ありがとうございます。
bion5555さん、やはり、これは同じ人ですよね!
コメント歓迎してます^^
66さん、感動が伝わりましたか~
5000点!やったぁ!(とりあえず喜んでます)
いや~なんか皆さんにお付き合い頂きまして
嬉しいです^^
絵唐津兄弟の再会とは素晴らしいですね。この2枚には、時の流れに打ち勝って生き残ってきたという、力強さが感じられます。(畳の目のおかげで大きさはばっちり分かります。)
私の松浦系大川原窯の山盃(ちょっと還元ぽいやつ)などは、結構残っているみたいで、たまに兄弟を見かけます。
力強さを感じていただけましたか。
ちゃちゃさんのコメントで、思わずこの皿達が生まれてから現在までの暮らしぶりを想像してしまいましたよ^^
畳の目は二目で一寸(約3cm)だから見当がつけやすいですよね。
因みに画像右側の皿は縦、横12cmです。
山盃お持ちなんですね~私もいつか欲しいなぁ山盃。
感動、ですなぁ。
この絵を書いた人をはじめ、この向付の制作に携わった人はみんな鬼籍に入っていて<本意でなく異国に連れてこられて>。随分同じものが作られて、少しずつ壊れていって。その残りが400年の時を経てこうして巡り会う。
筆舌に尽くせない、なんだか凄い経験をしましたねぇ。涙がでそうだ<本当に>。
鬼籍に入っても、制作に携わった方々の存在はこの向付(皿)の中に生き続けてますよ(心霊現象じゃないですw)この出会いは現代の唐津好きに感動を与えてくれるようですね。
逆に当時の制作に携わった方々がこの状況を見れば、
このツギハギされてる事に驚きそうですけど。
これは私があの時おしくも捨てた皿、そこまでして使うのか!?って
突っ込み入りそう・・・もとい、制作者たちもきっと涙しますよ。
確かに当時の人が見たらびっくりするでしょうね。
盃の高値安定、なんてのもね。
そーですね、当時の人が見たら盃の価格にはさぞかし驚くでしょうw
割れてもすえに逢わんとぞ思う…ですね~。(崇徳院)
よく、唐津なんかは、同じ窯っぽい作を
あれとこれは兄弟だねぇとか、
これはどうも同じ窯だが愚兄賢弟でねぇ…
なんて言ってますが…。
※遅ればせながらのコメント失礼しました。ちょくちょく過去にさかのぼって拝読してます。
>割れてもすえに逢わんとぞ思う…
本当に酷く割れてますよ~(笑)
”愚兄賢弟”とは面白いです!
後からできたモノの方が出来がよいでしょうね~
※過去にはとらわれないタイプの人間ですが、このブログはお恥ずかしい限りであります^^;