うつわやブログ

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November 19, 2007 8:58 PM

刷毛目の小皿

三島唐津を作っていた古窯で、小峠という窯があります。
この窯は三島、刷毛目、鉄絵などが焼かれており、小峠奥窯では染付磁器まで作られていたようです。

もっているものは、この窯の代表的といわれるような刷毛目の小皿。
ちょっとツギハギが多くてお恥ずかしい限りですがUPしました。

kotouge01.jpg

小峠窯 口径 12cm 高さ 2.8cm

kotouge02.jpg

最近では、パッチワーク皿の人気は落ち気味なのか
7年前に買った時より現在の方が安くなっているような気がします。

パッチワークは卒業したという言葉を耳にします。
はじめて古唐津を購入するさい、数が多く価格が手頃で確実にホンカであるツギハギのパッチワーク小皿がもっとも買いやすく、一番身近にあるようなきがします。それからキズのすくないものへ、より良いものへと蒐集が変わっていき、その後、なんだ~パッチワークか~とを見向きもしなくなるようです。

私の場合、そのパッチワーク小皿をなかなか手放せず
いまだに買ってしまい 卒業できません~
なんだか、小皿ってかわいいですよね(お値段てきにも^^)

同じく、小峠窯の皿(以前掲載しましが、比較のために再度)

kotouge03.jpg

皿が三枚重なった状態です。

kotouge04.jpg

大草野窯と似た土ですね

焼けすぎてへたってますが、発色などはこちらのほうが好み。
どーにか、ひっつきをはずせないかと夢みてますw

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Comments (10)

パッチワーク万歳です。私は今でもパッチワークばかりです。それどころか、残欠というか、陶片というか、明らかに部分的に足りないものも普通に使っています。でも、さすがに底部しか残っていない絵唐津の筒向(小皿状態)で焼酎を呑んでいると、少し悲しくなります。

ちゃちゃさんもパッチワーク好きでしたか
足りない部分は想像力を膨らまし補いましょう^^
絵唐津の筒向とは洒落てますよ~たとえカケラといえども400年の夢とロマンがあるはずです!はたから見ると変な人になってるかもしれませんが、下手な量産モノ使うより絶対いいですよ。

絵唐津の筒向といっても、たぶん上の方には何か鉄絵があっただろうと想像できる、かすかな絵の端っこが残っているだけで、縁はギザギザで「王冠」のような状態です。酒をなみなみと注ぐと、決まってどこかの凹みから流れ出てしまう始末です。家族の目が冷たいです。

始めは、手の届き易い陶片や、パッチワーク、
その後、目が慣れてくると、背を伸ばして、傷の少ない物や無傷の物に手を出していく・・。
それはごく自然な流れだと思います。

しかし「パッチワーク卒業♪」と思ってしまう。
その気構えは、焼物に興味が無くならない限り、持ちたくないと思ってます(^^)。

ごく自然な流れですか~。すると私は逆流しているような気がします。古唐津を見始めて20年近く、どんなものにも愛着がわいてきて、パッチワーク度が増しています。晩年の青山二郎のように「承知、承知!」と言いながら、手にしています。

ちゃちゃさん、家族の冷たい視線をあびながらですか~私も似たようなものですw
縁のギザギザは、ちょっと危険なかおりが漂いますね。
くれぐれも怪我をしないようご注意下さい~^^

bin_sukiさん、これが自然な流れですよね~
自然の流れに身を任せ唐津道(?)を歩んでいきましょう!
パッチワークにも見どころがありますし、キズを隠す修理より、堂々としたパッチワーク(呼継)の方が断然いいですよね。

ちゃちゃさん~逆流もまた新たな道かもしれませんね。
20年近くとは、子供の頃から古唐津を御覧になられてたようですね~羨ましぃ。

いえいえ私は40代半ばです。中部地方在住ですので、見てきた唐津の数は、(美濃・瀬戸よりは、)そう多くは無いと思います。

えっ!思いっきり勘違いしてましたm(__)m
以前研究会に参加されていた茶々さんの日記とトップ画像から推測してしまいました^^;
もしかして、こちらの茶々さんと別人!?だったりとか・・・違ってたら大変失礼致しました。
なにはともあれ、同年代の唐津好きには間違いないですね!私は今年で43歳になります。
これからも唐津道を突き進みましょう^^

え~、すみませんが別人です。私は愛知県在住、1月で46歳です。ちゃちゃは、うちの柴犬の名前です。唐津道、真っ只中です!よろしくお願いします。

愛犬の名前でしたか( ̄_ ̄|||)申し訳ありません~
改めて、宜しくおねがい致します。^^

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