うつわやブログ

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January 26, 2008 12:59 AM

量産のはじまり

量産といえば、印判手ですよね。

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口径 31.7 × 26.3cm 高さ 約2.5cm

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"くらわんか"や印判手などが大量生産のはじまりのような気がします。
年配の方からお聞きした話によると
"くらわんか茶碗"は現在のプラスチックと同等のようなもので
飯や酒を入れ「くらわんか~くらわんか~」のかけ声とともに売られ、
現代でいうところの、ファーストフードの入れもの的存在だったようです。

くらわんかに続き印判手も、後の量産にさきがけて、
より早く多くの絵を描く為に考案されたのでしょうね。
モノって、その時代を象徴してますよね。

明治、大正、昭和になると、磁器モノ産地の違いが全く分かりません。
この皿は根拠もなく、伊万里と思ってますが
瀬戸モノとの違いを分かっておりません。

それにしても、いつも地味なものばかり見ているせいか
派手な構図ですよね。

こちらは、小皿としても代用ができる・・・


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口径 9cm 高さ 2.5cm

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蓋です!

売られている時から蓋だけでした。
安かったんで、つい。

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Comments (4)

うつわやさん、先日はいろいろお世話になりました。

いつもながら楽しみながら勉強になります。くらわんかは河に捨てられていたのですね。

古唐津なら河に潜り川底を探索したいですが、くらわんかでは潜れませんね。

小服さん~コメントありがとうございます。
そしてこちらの方こそお世話になりました。

今でも川底にありそうな感じですね。
私も、古唐津なら間違いなく、潜ります!
(もしも、唐津などがありましたら是非ご一緒に~w)

うつわやさんのページで印判手がとりあげられると、とても新鮮な雰囲気がありますね。
実家では印判手の食器をよく利用していたので、普段使いの食器として印判手にはとても親しみがあります。
普段使いに適した質実さとまぶしい青を強く感じます。

desafinadoさん~和食器コミュにUPしょうと思ってましたが出遅れましたれました。
普段使いには遠慮なく使える実用食器ですよね。
そう言われれば親しみを感じます

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