うつわやブログ

  • /

June 13, 2008 10:25 PM

三島を削る

先程、三島の削りをしました。

misimakezuri01.jpg

昨晩ロクロを挽き(乾きすぎると印を押せないので乾燥しすぎない様新聞をかけておく)今朝模様を入れた後に化粧土を塗り、夜には削る状態となります。ちなみに本日は晴天。

misimakezuri02.jpg

削りクズをみると乾燥具合が分かりやすいと思います。

misimakezuri03.jpg

削り終えた碗と道具。
カンナは大きさやカーブに合わせて使いわけます。
今回の模様は内側に2種類の印と縄目、外側に赤貝の殻でギザギザ線をいれました。
あっ!写真の中に縄模様に使った縄を入れ忘れました。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2380

Comments (8)

むむむ・・・また一つおりこうさんになれました。有難うございます。貝殻で白土を削り落とすんですね。

貝殻は外側の模様を入れる時に使用(削る為ではありません)
説明不足で申し訳ありません~少し補足しました。

Vick K Nishimura ( June 15, 2008 8:01 PM ) 返信

うつわや様。
早速のデモンストレーション恐れ入りました。縄文土器が思い出されます。赤貝の殻での凹凸は新発見いたしました。そのように削って見ます。
    ATLANTA,GA
    VICK 西村

赤貝の殻は縄目よりも簡単にでき、面白いですよ。
同じ三島好きとして、よいものが出来るよう成功をお祈りします!

縄の写真を忘れったって、なにごとならんと思いきや…こないだの日記ですね(笑)

赤貝のぎざは歌舞伎だと蛙の鳴き声に使います。

しかし、出来上がりが楽しみです。

某ブログに乗っていた、お作の三島の鉢っぽいの(?)はご飯茶碗にもいいかなぁなんて思ってます。

そーです!先日の三島小皿のコメントから続いてます。
ホント説明不足で・・・また補足しました(笑)

赤貝は蛙の鳴き声にもなるのですね。
(田舎暮らしだと今の時期は毎晩のように蛙の大合唱です)

焼きあがりましたら、またUP致します。
三島の鉢っぽいの(?)は↓多分これでしょうか・・・
http://www.utuwa-ya.jp/blog/karoan01.jpg

過去には、こんな飯碗も作ってました。
http://www.utuwa-ya.jp/blog/koyomidetyawan01.jpg
http://www.utuwa-ya.jp/blog/misimameototyawann02.jpg

これがホントの泥縄で(笑)

ぼくはご飯茶碗は少し深めの夏茶碗のような感じが好きです。
形で言えば、いくら丼の鉢です。

伊万里の飯茶わんは図柄が面白いは持ってますが…蓋付きなのをいいことに珍味入れと化してます。

※先週、東京美術倶楽部の特別展に行ってきました。
うつわやさんに見せたかったもの。
1井戸の耳盃
2黒高麗の徳利(形がことのほかいい)
3斑唐津の立ちぐい呑み(残念なのは高台が発掘の時にとれてしまっていたけど釉調は◎)
4三島のぐるりの碗なりぐい呑み
5老舗の二世三世のイケメン御曹司(笑)

笑いのセンス、まいりました~
座布団などさし上げたくなります(笑)

そういえば、めし碗は口が開いた形の方がご飯が蒸れなくておいしいと聞いたことがあります。
(実際どーなのかはわかりませんが)
伊万里の茶碗もよいですね。

※お気持ち嬉しくいただいております。
1 井戸はいつか触ってみたいです。せめて陶片でも・・・
2 形がいいと、うっとりとして暫く眺めてしまいますね。
3 斑はあっても釉調のよいものは少なくなかなか出会えません。
4 想像はつかないけど、なんとなくかわいい感じが・・・
5 見ても役立ちそうにありませんが、眼の保養ぐらいには(笑)

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑