うつわやブログ

  • /

August 18, 2008 1:00 AM

made in Korea

韓国土産にチャンジャをいただいたので

made-in-Korea01.jpg

象嵌青磁小皿にいれてみる。

ふと、高麗の人々もこのように盛ってたのだろうか・・・
などと当時の生活に思いを馳せる。

8月19日 追加

made-in-Korea02.jpg

口径 10.5~11cmcm 高さ 約3.5cm


made-in-Korea03.jpg

見込み中央の象嵌部分から高台脇まで亀裂があるものの、漏れはないので充分使える。

この小皿は、オークションでみかけ入札したのですが、落札できずに一度は断念した小皿でした。
後でやはり欲しかったなぁ・・・と忘れられずにいたところ
数週間後に違う出品者からだされ、これをのがしたら再び逢うこともなかろうと、がんばって落札しました。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2402

Comments (10)

この手の小皿で黒象嵌とは、めづらしい。

チャンジャも太閤さんのアレ以前にはたんなる塩辛みたいなもんだったのでしょうか?

追伸

よく見たら水鳥…つがいだからおしどりかな?
いいなぁ、いいなぁ。
平盃にはどうでしょうかね…あまり人の懐に手を突っ込むような不躾な真似はしたくないのですが…いいなぁ、いいなぁ。

四月亭さん、私もこの手ははじめて見ました。
おしどりでしょうか・・・この象嵌が気に入ってオークションで買ったものです。
昨日、この水鳥は酒の海で気持ちよさそうに泳いでましたよ(笑)
夜にでも高台の画像もUPいたします。

チャンジャについては全くわかりません~今度、韓国の人に聞いてみます。

高台と寸法も…。

了解です~。

出藍の誉ということもありますので、写しをぜひ。

立ちぐい呑みで横っ腹に…平盃で見込みに…徳利にシンプルに…裏が柳で表が水鳥…。

出藍の誉。何度拝見してもよい言葉で嬉しくなります。
近頃、この言葉が頭の中を駆け巡り、やる気になってます(笑)

すでに同じ小皿は作ってみました。立ちぐい、平盃、徳利と試してみます!
素晴らしいアイデア有難く頂戴いたしますm(__)m

チャンジャは、スケトウダラの胃等の内臓を塩辛の要領で調理したものだと聞いています。
以前、韓国を訪れた際には、唐辛子入りのチャンジャと一緒にチャンジャのベースとなる塩辛状のものが販売されておりました。この塩辛状のものに、えごま油、大蒜、韓国唐辛子等を加え、好みのチャンジャを作る事が出来るそうです。

諸説ありますが、朝鮮半島の唐辛子は、文禄・慶長の役またはそれ以後に日本から伝来した説が有力で、先の方の書き込みの様に、伝来以前は塩辛だった可能性も大いにございます。
その後、唐辛子は朝鮮料理の枠を拡げ、やがて日本にもキムチ、明太子と形を変え逆輸入され、我々の食生活を一層彩りあるものにしています。
文化が特定の地域や国の属するものではなく、流動的に絶えず変化しつつも我々を包み込み、生活を豊かにする大きな力である証左であると思います。

>ふと、高麗の人々も…などと当時の生活に思いを馳せる。
私も古唐津の高台脇に陶工の指跡を見つける時、自分の指を当ててみたりします。往時に同調しようとする感覚は、古陶磁愛好家の皆さんは覚えがおありなのでは。

完成度の高い、最盛期の翡色も美しい高麗青磁にも観るところが多いですが、手元に置きたいのは、お持ちの様な器ですね。
多くの古陶磁は持ち合わせませんが、器は使ってこそ活きるものと信じておりますので、私の選択基準は「使って愉しめるもの」です。う~ん、欲しい(笑)

チャンジャの詳しい解説ありがとうございます。

>完成度の高い、最盛期の翡色も美しい高麗青磁にも観るところが多いですが、手
元に置きたいのは、お持ちの様な器ですね。

値段が大幅に違いますしね・・・(笑)
この小皿は3700円、焼がかたくて惜しみなく使えます。

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑