うつわやブログ

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August 31, 2008 10:20 PM

今日は伊万里に

本日AM5:30起床。

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葛の甘き香りの漂う小道を抜け

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白黒ヤギと対面し

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窯跡にて ボランティア活動 です。
盗掘をしているのではありません~盗掘された穴を埋め戻しています。

ここ数年、重機を持ち込み手荒な盗掘が行われ大きな問題となっており、刑罰も厳しく取り締まりも強化されています。それでも、盗掘はなくならず未だに掘る人がいるようです。

盗掘者は掘ったものを蒐集するか、現金化しするためでしょうが・・・
怖ろしくもそれを買ってしまうのは収集家(骨董屋から回りまわっても行き着く先は同じ)です。

蒐集するものの気持ちとしては、面白いもの珍しいもの焼がよいものがあればつい買ってしまいます。
もしかしたら、掘り屋さんは、そこらへんを狙って掘り続けるてるかもしれませんね。

せめてもの償いの気持ちをこめ掘られた穴を埋めてきました。
(ちゃっかりと珍しい陶片は見て、記憶に留めてきましたが・・・)

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Comments (6)

最近ないですが、文化財保護法以前の発掘・盗掘と称する贋物もありますし…堀の手というのは瀬戸・美濃地方も同様、そう称する贋物があるらしいです。

私は発掘モノは伊万里のものはもっておりませんので、今後もよろしく御厚誼のほどを…。

四月亭さん、発掘・盗掘と称する贋物もありますよね~

>私は発掘モノは伊万里のものはもっておりません
いいですね。私なんか伝世には手が届かず、恥ずかしながら9割が発掘モノ、数奇者より頂いた陶片は数知れず・・・と、ここで自己親告するのもなんですが、こちらこそ今後ともよろしくです。

穴を掘るのも埋めるのも得意です。
お力になれなくて残念!

66さん、いつかお力をおかりしたいですね(笑)
もちろん埋める作業ですよ!

残暑の残る中、盗掘跡の復旧作業お疲れ様でした。美しい伊万里の自然が眩いですね。
事情が許すなら、私もいつかお手伝いしたいと存じます。

数は多くありませんが、私の所有する古唐津も殆どが発掘物でございます。久しく購入しておりませんが、手元の古唐津がはたして合法的に発掘されたかを知る術はございません。
この度の話をうかがい、古陶磁愛好家として憤り、そして一種の後ろめたさを感じました。
そして、盗掘は文化財を破壊する犯罪として糾弾され、根絶なければならないとの意識を一層強く持つことが出来ました。

西家庵さん、素晴らしいご意見ありがとうございます。

自然というものは美しくもあり、時として恐怖もあり
マムシがでなくてよかったと安堵しております。そういえば穴の中に山椒魚がいました。

盗掘がなくなり、古窯の正規調査が行われることを心より願っております。
(掘り屋さんより先に市が全て掘り起こせば盗掘は絶対なくなるかも・・・無理かなぁ)

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