うつわやブログ

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September 11, 2008 1:53 PM

さらに試行錯誤

以前、繰り返しテストを重ね思案中だった盃を使ってみましたが、やはり焼が甘く、あとわずか焼けた方がよいみたいなので、急ぎのたのまれもとといっしょに焼き直しをしたところ

sikousakugo12.jpg

程よい焼け具合となりました。

sikousakugo13.jpg

しかし、カイラギがですぎ・・・
口径 約5.5cm 高さ 5.6cm

焼き直し前の試行錯誤は→こちら

sikousakugo14.jpg sikousakugo15.jpg

もう少し控えめにしたく、釉薬を薄めにし、カイラギを程よい加減に。
口径 4.6~5.6cm 高さ 約5.3cm

今度は、焼色に変化が欲しいと考えます。

その後・・・この原料に似合う形を選び

sokousakugo11.jpg

焼成具合をいじってみると、カセた感じが出すぎたので

sikousakugo16.jpg

今度は釉薬をいじってみると、釉が溶けすぎて、ちょっと面白みに欠けてきた。 徳利 高さ約11.5cm


この中間ぐらいの焼色で貫入とカイラギが同時に欲しい・・・

今後も試行錯誤は続きそうです。


※ 陶磁器フェスタに出品する窯の焼き上がりは、やや遅れ来週ぐらいの予定。


9月15日 追記

高台削りの詳細(コメントいただきましたので、分かりやすく)

恥ずかしながら大きな画像で・・・

kezuri.jpg

自作の高台

過去に使った画像ですが・・・

kezuri02.jpg

唐津の高台。古作と現代


高台内側のチリメンのでかたが逆になっています。(赤↑参照)
自作の高台内側は右回転(時計回り)で削っています。
よってチリメンは"逆の"の字を書きます。

気付くかたがおられるといけませんので・・・(気付かなかったらスルーしてください)
ちょっと複雑になりますが、自作の高台外側は左回転(反時計回り)で削っています。(黒↑参照)
高台外側の削りは唐津と同じです。
(修行先が瀬戸の先生だったもので、ミックスされてへんな癖がつきました。)

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Comments (23)

大変ですね…あぁーだこぉーだ言って買ってる方が楽です(笑)

買ってる方としては来週が楽しみだ。

釉薬もうわずみみたいなものをかけたものと、たっぷりかけたものでは良し悪しは別として違った印象を受けるものがありますね。

大変といえば大変のような・・・でもいつか出来るんじゃないかとあーでもないこーでもないとやりながら、宝くじのような大当たりを夢見てます(笑)
(買わないと当たらない=やらないと名碗も生まれない?w)

釉薬で印象がかわりますよね~
釉薬はやきものの衣のようで、一番似合ったもの着せてあげたいですね。

「名碗」が生まれたらご連絡下さい。 気長に待ちます。

渋い水指もお願いします!

うつわ屋さんなら簡単に復興唐津猪口の贋物できそうな気配(笑)ネットで売れそう。ワシを不徳な弟子にして下さい
(;^ω^v

 小服さん、よくご理解いただけてるようで、気長にお願いします。
「名碗」が生まれたらご連絡差し上げます。忘れられる程長くならないよう水指共々がんばります!

 Buhiさん、そんなに簡単に出来たら、試行錯誤してないです。
やきもの屋の肉体労働は結構大変ですよ~増えるのは借金と筋肉だけです!
あっ!それと、贋物作って売ろうなんて、よこしまな気持ちではよいものはできません(笑)

先の方の書き込みにございますが、こちらを拝見して、悪い事を考えているギラギラした業者もいるのではないでしょうか。過酸化水素で少々釉薬をあらし、土中に埋め、待つこと数ヶ月、良質の現代系贋作窯の発掘品が出来そうですよ(笑)
その内、「古唐津風筒盃100個(陶印なし、焼成失敗品可)」なんて、大きな注文が来たりして…

西家庵さん、ギラギラした業者さんは、そんなことやってたら長続きしないと思ったりするのですが・・・買う方もいつかは気付くでしょうし、分かった時に信用を落し恨まれるよりも
正直に「○○さんの新作に時代つけちゃったんだけど、なかなかいいでしょ」ぐらいの商売してほしいですよ(笑)
このような注文なら受け付けます。人を騙したり、嘘はいけません!
(出来ることなら器は使って育てましょう~)

>ギラギラした業者さんは、そんなことやってたら長続きしない…
うつわやさんの盃がよくお出来になっていますので、100個単位で効率よく贋物作りに励み、
IDを頻繁に変えながらネットのオークションでさばけば、利益が出るかと思っていました(笑)

ネットのオークションですね、確かによからぬものがありそうです。
もし、そのような事があったら、私も負けずにオークションに出品し、同時刻終了設定とかにして、新作窯だし未使用って書いときます(笑)
でも私の高台削りは、九州の古陶と違うから作り手なら直ぐにわかりますよ。
どこが違うかわかります?

作っている人の知らぬ間に仲介悪徳小売業者が時代があると素人に売りさばく。これは古物業界だけの話ではありませぬ。くわばら、くわばら(笑)
ワシのもそうだったら・・・・・・へ(((゜Д゜)))ノ

>私の高台削りは、九州の古陶と違う…
モニターを暫し凝視してうつわやさんの作品を観察してみましたが、全然分かりません。
私自身が作陶をしないもので、具体的な技法についてはまったくの無知でございます。
贋作作りのダークサイド(暗黒面)には決して堕ちませんから弟子にして下さい(笑)

私はヤフオクでは買いませんが、贋作の傾向を見るために、時々チェックしています。まさに贋作のデパートですね。「目が腐り」ます。

陶芸家が自分の作品にサインや印をしないのは、その時点で立派な犯罪だと思っています。うつわやさんの作品は特に「混じり」そうですので、ぜひ必ずサインをしてくださいね。

↑どうでつか?って高台削りが甘いと思う。宣伝文句が爆笑す。このアピールはプロの焼物古物業者を挑発しているので、甘くみてはいけませんよね~。黙って出してエセ中古品業者に買わせるべきよね~。しっとりしたソフトクムリの志野味がないわよね~。舐めたくないわ♪(はるな愛風に・マイブームです)

 Buhiさん、困ったもんですね~。

 西家庵さん~わたしの高台内側の削りはロクロが逆回転(時計回り)なんで、チリメンの立ち方が逆なんです(笑)
一般的に九州(朝鮮系)は、作り右回転 削り左回転
瀬戸方面は、作り、削りとも右回転です。蹴ロクロ(朝鮮系)と手ロクロ(中国系)からの発展の違いなんでしょうね。

贋作作りのダークサイドって信じられない事があるんで、驚かされますよ~
暗黒面が堂々と表立って商売してたなんて知りませんでした。怖ろしい現実です・・・
(ご要望によりダークサイトリンクは非公開にしました)

 ちゃちゃさん~確かにホンカの方が少ないですね。
そんな(目が腐りそうな)時、私は美術館サイトに目の保養に行ってます(笑)
今後は、忘れる事無くサインを必ず入れます。後の犯罪行為を阻止するためにもですね。

 Buhiさん、リンク先は消したのであしからず・・・

回転の方向でしたか…
一度はその線を疑ってみたのですが、モニターからでは判断出来ませんでした。高台にナルト渦巻状の削り痕が出ている場合には、よく分かるのですが。
説明を戴いた後でもあまりピンと来ないので、よく冷やしたアイスクリームをえぐって検証してみました。加えて、例の「高台学会」も再度拝見し、道理は理解したつもりですが、まだまだです。

先の「高台学会 事例 二十五」では、高台内に逆「の」の削り痕が確認されますが、こちらは
うつわやさんと同じく右回転で削っている特異な例ということになるのでしょうか。
「高台学会 事例 二十五」
http://blog.goo.ne.jp/menouroko/e/ed258dd349863e1494733338391283f5

高台学会さんの事例 二十五回転方向の「→」はわかりやすいですね。
(余談ですが欲しいものがたくさん・・・)
渦巻きは右回転(時計回り)に回ってますが、ロクロは左に回転(反時計回り)してます。
手はほぼ固定してるんで、回ってるのはロクロほうなんです~
(※小さなモノはロクロを使わず、手に持って削る場合もあります)
もう一度検証すると、すぐにわかりますよ。
手じゃなくて、アイスクリームのほうを回してくださいね。
食べ過ぎないように・・・

分かりやすいように画像追加しました。

有難うござる。
唐津高台内削りがだいたい時計回りというのは存じておりましたが、大陸・西国の蹴轆轤、東国の手轆轤の違いというは、唐物・瀬戸茶入の糸切跡が逆なので理解できます。利き手の違い等から例外もあるからおもろいですよね~♪(笑)
高台学会のは高そうデスラー!!ガミラン・ガミラス

高台学会さんもその「事例 六十三」で導入された、斬新な加工技術「→」を使用した追加画像と丁寧なご説明ありがとうございました。
今は、我が故郷、九州の秋空の様に爽やかな気分でございます(笑)

「高台学会」さんを拝見する度に、なぜか、村西とおる監督がナレーションをする幻聴が…(笑)

 Buhiさん、そういえば唐物・瀬戸茶入の茶入れは左回転で作ると聞いたことがあります。
こんなのは常に例外もあるみたいですね。
高台学会さんはなかなか手が届きそうにありませんが、目の保養に最適です(笑)

 西家庵さん、すっきりされたようで、よかったです。
何事も秋空の様に爽やかな気分というものはよいですね。
幻聴は・・・想像力が豊かなのでしょうか・・・(笑)

utuwayaさんの高台、外側は一回で削るのですか?
サジロウさんのは3回?
この記事のおかげで、今日初めて外側の削りにも関心が向いてきました。(笑

wassenaarさん、作るモノや土にもよりますが、ごけ底のぐい呑みは一回です。
山盃になると指で削ったりもします。(親指とかでなでるように)
立った高台は(竹節とかも)最低2回は削らないとできません。
ロクロを厚く挽いてしまった時は、何回も削ります(笑)

utuwayaさま
なるほどそうですか。厚さ調整の機能もあったんですね。(笑
重ねて恐縮ですがお聞きします。
高台の外と内はどちらから削って行くのですか? 

外側から削っていきます。
削る時に高台の中心を指で押さえるので、最後に内側を削ったほうが指跡がつかなくてよいみたいですよ。
古陶のなかで中心に指跡が付いたものを見たことがあります。それは初めに内を削ったんでしょうね。

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