うつわやブログ

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October 4, 2008 1:49 PM

柳文徳利

間さんからお借りした本の中に、もう一つ気になるものがありました。

yanagimontoxtukuri01.jpg

この柳文をみていたら・・・
1ヶ月ぐらい前からヤフオクに出品されている徳利を思い出します。

その徳利(花入)は入札のないまま何度も繰り返し出品されており、形は品良く、この本の柳文と似て木の根まで描かれたものでした。振りが大きい為か、副葬品の可能性を考えてなのか、不人気のようで、いつ見ても入札者はいません。

オークションで高額出品であればあきらめもつくものの、手頃な価格だったら、買ってみようかなぁという気になります。

それでも、何度か入札を試みようとし、見送り、でも気になり、躊躇いながらも・・・結局は買ってしまいました。

yanagimontoxtukuri02.jpg

象嵌青磁柳文徳利
高さ 19cm 3合

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yanagimontoxtukuri04.jpg

届いてみると、片側にカセた所があるものの、とても出来のよい柳、
青磁と呼ぶには上がりが悪いようですが、堅手のようにややグレーがかった発色で、釉の熔けが甘く、白い細かな斑点が粉雪のようで、好みだったりします。(一番の好みは値段かも)

どういう状況を経過したのか分からないので、まずは中を洗浄しようと水を入れたら、
柳の象嵌部分に小さな亀裂があり、水漏れが・・・

時間ができたら修理しよう・・・
(だから貧乏は暇が無くなるのでしょうね)


10月10日 追記

唐津の柳文?

左はボランティア活動の現場より、右は多久資料館より
yanagimon05.jpg

泥付きで失礼いたします

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Comments (7)

場合に(というのは使えるか)によっちゃ、直し代込みで五倍でどうですか(笑)

しかし、こないだのおしどりとい黒象嵌がまことにいい。

>一番の好みは値段かもってわかるわ~♪怖いよねぇ~(笑)
金弐千円は私の二日分の食費になりますことよ。
ダレダレ~とした柳文がワシの後姿に似ております(爆)

 四月亭さん、場合に(というのは消化吸収しできれば)よっては、考えます(笑)
五倍なんていって頂けると嬉しいのですが、私にはこの徳利からまだ学ぶことがあるようです。

おしどり象嵌も元は同一の出品者からだされていたもので、もしかしたら北のもの?
(過去に骨董屋さんで違う形の柳文を見て、そうお聞きした覚えがありました)

 Buhiさん、数年前は高くて手もでなかったものが、手頃になったのは嬉しいのですが、店を閉ざす骨董店が増えたのは寂しいことです。
こんな後姿だったら、しなった感じが粋じゃないですか~根元はしっかりとしてますし(笑)

李朝には柳文が比較的よく見られるのに、その流れを汲む古唐津にはなぜ類例が少ないと
思うのは、私の気の所為でしょうか。柳は、古唐津によく描かれる松と同じく大木に育ち、日本、朝鮮各地で見られる一般的な樹木だと思うのですが。
そして、なぜか時代が下ると初期伊万里から志田窯まで広く絵付けの題材として使われる
ようになるのも不思議な現象に思えます。単なる市場の志向変化によるものなのでしょうか。

往時の朝鮮半島では、柳は身の回りの器に描かれる程身近なものだったのでしょうし、
柳(ユ/リュ)姓を名乗る人々が人口の約1%程いる一方で、李氏朝鮮では柳器匠と呼ばれる
柳の木から器を製造する職業は、陶工と同じく賤民の白丁が担い手であったことは非常に
興味深いものがございます。

そうですね。古唐津にも柳文はあることはあるようですが
↓(陶片日記さん) ↑(画像追加)
http://ameblo.jp/kokaratsushingankantei/entry-10018039019.html
数的には、伊万里の方が多く見られるようです。
それが何故かはわかりませんが、西家庵さんの記述のように市場の志向変化によるものなのかもしれませんね。

柳器匠、解説ありがとうございます。私も興味がわき、今後は気にかけてみたいと思います。

古唐津の柳文を思い浮かべた時、最初に脳裏に浮かんだのは、こちらの「陶片」さんの
向付陶片でした。「陶片日記」では、以前勉強させて戴きました(感謝)
残念ながら「陶片」さんは、ブログを休止されていらっしゃいますが、最近の「がらん堂」さん
のブログ「まだらバカ」で陶片を提供され、コメントも寄せていらっしゃるのが拝見できます。

西家庵さんはご存知かと思いましたが、同じ陶片を愛する者としてリンクしてみました。
いつかブログ再開されるのではないかと密かにお待ちしてます。

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