October 7, 2008 8:45 PM
粉青徳利
柳文徳利を買う時に、手頃な値段で同一の方が出されていたので・・・ついでに。
値段が高いと買わない(正確には買えない)のですが、安いと、つい、つい・・・
象嵌が凄くおおざっぱですが、李朝のようです。
届いて直ぐは、もう少し丁寧な象嵌が入れられないのかなぁ(自分のことは置いといて・・・)などと思ってましたが、しばらく傍においてると撥形になった高台も面白く貫禄があります。
こうなったら、つでに同一出品者より、もう一本。(送料が浮くので・・・)
入札する時は、まさか李朝の鶏龍山がこの値段であるはずがない、多分違うだろうなぁ~と思いながら・・・
届いてみると。
鶏龍山にしては独特の肌合い(釉のとろっとした感じ)が無く、少し焼けすぎた(光沢があり鉄絵の発色がとんでる)感じもしますが、形と魚文はとてもよい出来具合。徳利の曲線にこのような絵を書くのはなかなか上手くいかず至難の技なのですが、特に鱗の点の入り方はよくできており、揃っているように見えながらも、じっくりみると揃っておらず、それがよい具合に面白い鱗らしさをだしています。
この出来で(原料も含め)、この金額なら、現代モノでも大満足です。
しかし、この徳利の問題は、底の穴開き・・・
ザーザー漏れです。
(これも修理しなくては・・・)
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Comments (5)
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あぁ・・・・・・、これに酒入れると不味くなります(笑)
三島は羽衣手の変形のようなもので、ちょっとひょろっとしているけど、なかなかいいものですね。
まこれも、使えるなら、五倍でどうです(笑)
Buhiさん、不味くなるかどうか試してみますね(笑)
すぐに使えるのは三島だけですが・・・
(魚文徳利には土臭があります)
四月亭さん、ありがとうございます。
掻落としとかにもみられる模様ですが、羽衣手っていうんですね。
今、水筒がわりにして使い心地ためしてます(笑)
(お酒呑めないのですが、よい徳利作りたいので・・・)
うつわやさん、私もそっくりな事をしています。
安いということで、「ま・いいか買い」をしています。
変な計算がその時はちゃんとした考えだったりするのです。(次の日驚いたりしてます)
目が合ってしまった、でもそうなっていますね、何か惹かれるものが無いとそんな買うまで行きませんから、大丈夫その徳利から何かを頂いてください。
確かに、これは「ま・いいか買い」です(笑)
この徳利のような、堂々としたあつかましさが欲しいところです。