December 13, 2008 1:33 PM
ちいさな塩笥壷
李朝の小さな壷です。塩笥盃の製作にあたり、どのような形(微妙な口反りと胴の張り)があるか調べていたところ、参考になりそうな手頃なものがありましたので、即購入。
思っていたよりも使いやすく、手になじみ、最後の一口がかなり傾けないと入ってこないので、そのあたりを多少工夫すると、より使いやすいものへとなりそうです。
やきもの辞典による塩笥とは小型の壷で、胴が膨らみ、口が狭まった形のもの。もとは塩、味噌などを入れたもので、茶人が真冬用の茶碗、または茶席の火入などに採入れたといわれる。(茶碗のかたち)
この塩笥は、普段は湯飲みとして愛用。たまのお出掛けに持ち歩くと、酒の席では貸して下さいといわれるほどの人気ぶり。(返してもらえずに困ったこともありました)
また、ある時は花入れとなり、蓋を付け茶入れにしようかとも。
参考のために購入したのですが、なかなかの優れものです。
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Comments (6)
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こんにちは。
塩笥壺、愛着沸いてきますね!
口は外開きなので、お茶人さん
、愛好家なら首を上向けてでも使いたく
なる一品ですね~♪
塩笥はシオゲのまんま”が良いですが~
湯のみ用とかに買って貰うとなると、
そうは言っておれませんね!
山里さん、愛着というか、塩笥に執着してます(笑)
まるさがかわいく、手にぴったりと収まります。
呑みやすさを追求しすぎると、口の反りがなくなったり、胴の張りが足らず、塩笥とはいえない形になってしまいますよ。
コメントありがとうございました。
なるほどこれがオリジナルですか…。高台なんか特にうつわや製とうりふたつですね!!なんか嬉しいです!
ありがとうございます!これをお手本にちょっとだけのみやすくしました。
こんなのを手に入れたら、万難を排してでも、さいごの一滴まで飲み干さなくてはなりませんね。
周囲の冷ややかな視線を気にもせず、飲み干してます(笑)