うつわやブログ

  • /

January 30, 2009 1:23 PM

ちょっと大人の贅沢

まだまだ寒い日が続きます。
寒さゆえ好い事も。畑の白菜や大根はこの寒さでいっそう美味しさ(甘み)を増すようです。その白菜を炒めて入れてみした。

20090130ra-men01.jpg

時には器の贅沢を。

この器はこちら→http://www.utuwa-ya.jp/blog/2007/07/post-534.html

この鉢にラーメンを盛るのは、油は染みやすいので少し抵抗がありましたが、使わないのももったいないように感じ・・・
細心の注意を払、数日使ってならした後、お湯に充分浸し、器に水分をしみこませてから盛りました。
それでも使いながら、なんだか気分は落ち着かず、元は雑器として作られたのだろうか・・・この金修理はラーメンには似合わない、など考えながら食べ終わり、器を洗い終えホッとする。小心者かもしれません(笑)

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2819

Comments (4)

ぼくも、よく白菜とベーコンを塩コショウで炒めたのをインスタントラーメンの上に盛ります。

山ほどの白菜がしんなして甘みもまして…。

で、茶碗には大きすぎる…ということは茶碗よりはるかに安い、菓子器にどうですなんていわれて、結局菓子など一度も持ったことのない李朝の鉢数点、どんぶり代りに使ってます。
三島、堅手、御本、鶏龍山があり、とっかえひっかえそばだのラーメンだのうどんだの煮物だの…。

根津美術館にあった鶏龍山の鉢は、底にいい味が出てるなぁ…と思って、聞いてみたら根津家では香の物をいれていた鉢だそうで…となるとぬか漬けも盛ってみたり…。

そうするとぬかの成分が「育つ」のにいい影響を与えるんじゃないか…などという妄想が浮かび…


白菜、今の時期はまた一段と美味しく、よい相性ですよね。器と食べ物って共通の好みがあったり・・・

確かに茶碗よりもお手頃ですが、李朝のどんぶりは贅沢ですよね(笑)
四月亭さんのコメント拝見し、サイズはちょうど使いやすく、今後は躊躇せず、どんぶりとして活躍させます!次は美味しく食べられそうです。

根拠はないのですが、なんとなくぬかは育ちそうな感じかします。
(冬の間は糠床を休ませてるので、時期になったら私も試してみます)
知り合いは、粉引の発育を兼ね、塩笥盃でイカの塩辛造ってるらしいです。

私も入手しました古陶磁は極力使用するようにしておりますし、そのつもりで
求めておりますので、蒐集品は安心して使える、訳ありの「スジ者」が多くなります。

とは言え、藍九谷の双鮎文の皿に鰯のぬか炊き(じんだ煮)が盛られているのを
目の当たりにした時は言葉がありませんでした。
家人曰く「魚同士で縁起が良さそう」だそうです(苦笑)

ラーメン…、なんと美しい言葉の響きでしょう。
叶わぬ事とは知りながらも、生麺を無性に戴きたくなる時がございますが、
そんな時にはマルタイラーメンが私を癒して下さいます。
やはり、私にとってラーメンと云えば、まっすぐな麺以外に考えられません。

ああ、泰平楼の青暖簾は今日も出ているのだろうか、気さくなおばちゃんは
お元気なのだろうか、あっさりとしながらも味わい深いラーメンは健在なのだろうか…
うつわやさん、レポートお願いします(笑)

「スジ者」・・・分かりやすい表現です!
記載の如く、丈夫で安心して使え、最近ネットなどで手頃に入手できるようになったのは嬉しいですね。

西家庵さんのご家族イメージ、なぜかモンティ・パイソンが浮かんでしまいました。
「魚同士で縁起が良さそう」って大したもんですよ~皿に何の絵が描いてあるかなんてみてない人も多いはずです(←身近にいます)

九州出身だとまっすぐな細麺でしょうか。
泰平楼には行ったことないのですが、↓元気そうなご様子かしら・・・
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/17/205e906869009ec8ae4295c86fea08c5.jpg
近くに行くことがあるので、今度行ってみます。

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑