うつわやブログ

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February 16, 2009 11:13 PM

装飾の時間

5回目は、刷毛目、三島、掻き落としをやってみる。

20090215gihou01.jpg

刷毛目は藁を束ねたもの、平筆などを利用してみる。
久しぶりの描き落しは、説明しながらやると、かなり線が歪んでしまった。
(高麗の象嵌→李朝三島→唐津(高取、上野)への流れを小皿と陶片を参考に。)

説明を終え、生徒にも型物で制作した器を使い、掻き落としをやってもらう。

20090216gihou02.jpg

かなり熱中していた。(私より上手いかも・・・)

今日、訓練校に行った時、休憩時間に生徒は三島の印を作ろうとしていた。(興味をもってくれたのは嬉しかった。)

私「三島の印、つくったんですね~」
生徒「まわりだけは削ったんですが、どんな模様にするか思いつかなくて・・・」
私「思いつかないときは本を参考にするといいですよ」
ふと、隣をみると、コミック(もやしもん)を読んでる生徒。
私「もやしもんにでてくる、細菌とかでも・・・」
生徒「あっ、それいいですね~」

本当によかったのだろうか・・・(陶磁全集もおもしろいのに)

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Comments (4)
VICK K. NISHIMURA ( February 19, 2009 8:54 PM ) 返信

 
  いまだに 三島に はまっております。搔き落としに費やす時間のかかること、一茶碗に 小1時間かかってしまいますが。それでも今回も又何かを、得たつもりです。ご教示ありがとうございました。

   楽粘土 三島焼 ろくろにて茶碗、スタンプ 化粧土(ホワイトスリップ)半乾き 搔き落とし 素焼き
サイモンクリアー釉薬 コーン10にて本焼き。    くじけずに 練習しております、満足のいったうつわでいただく一杯の 抹茶を、夢に たとえ 椿餅、鶯餅、が水羊羹になても。

        Vick 西村。
 ps。コミックのもやしもん とわ????

この頃は、私もゆっくり心落ち着けて作業するよう心がけるようになりました。
生徒の一生懸命さを見習ってます。慣れるすぎると手を抜きはじめるので、いけません。

Vick 西村さんも化粧土を使っていろんな装飾されてるようですね。
よいものができますように。

↓コミックの「もやしもん」は、マンガ本です。
(農大に通う造り酒屋の跡取り息子のおはなし。上記の「もやしもん」にリンク張りましたので詳しくはレビューを)
↓アニメにもなってます。
http://www.youtube.com/watch?v=E42ft-D3M_A

最近は「聖☆おにいさん」が人気あるようで・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E2%98%86%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%95%E3%82%93

細菌もよござんすけど、せめて「雪華図譜」http://www.city.nishio.aichi.jp/kaforuda/40iwase/collection/sekkazusetu/sekkazusetu.html

とか…。

しかし、そういう発想から新時代の知恵が生まれてくるかもしれず…。

四月亭さん、「雪華図譜」美しいです~今年の冬はこれを多少参考に・・・。
細菌模様の食器では、ものを入れるのに抵抗がありますね(笑)
ここから新たな展開が生まれるといいのですが・・・

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