May 21, 2009 1:40 PM
トップモデル
あるときは、専門誌の表紙をかざり。
昭和廿二年 唐津 日本陶磁協會編輯
唐津の特集にも登場する。
昭和49年 日本の陶磁 第5巻 唐津 中央公論社
(阿房谷窯と記載される)
ときには、故郷での展示会もあり。
昭和53年 古唐津展~肥前陶器の歴史と美を探る~佐賀県立博物館
その後も、幾度となく写真や記事が掲載され続ける。
いまなぜ青山二郎なのか (新潮文庫) ☆☆
天才 青山二郎の眼力 (とんぼの本) ☆☆
〈とんぼの本〉 唐津 やきものルネサンス ☆☆☆
骨董をたのしむ (1) (別冊太陽) 徳利と盃 ☆☆
古美術緑青 (No.4)徳利とぐい呑み ☆
図録「青山二郎の眼」 監修 青柳恵介
「古唐津の流れ」 1993年 読売新聞社
この頃が絶頂期だろうか・・・
写真をスクラップしてみる
よくみると、全て同じ盃。
この盃は、生まれてこのかた、どれだけの人を魅了し貢がせたのだろうか・・・気になる。
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私もこの盃の写真をロクロの前に置いて仕事をしています。何の変哲もない器なのに・・・不思議ですよね。
小林秀雄がこれを眺めてるところを眺めてる青山二郎が手にしてる粉引の徳利も、この唐津に比肩しうる経歴の持ち主ですね。
しかし、欲しいなぁ…
ん窯の五郎さん、ほんと、何の変哲もなくみえるのに・・・いいですよね~。
いろんな角度からの写真と解説をあつめて全体の姿を想像してます(笑)
四月亭さん、粉引の徳利もいいですよね~。
(”酔胡”から”狸の・・・”と呼ばれるようになったことは印象に残ってます。)
こちらの写真も集めてみようかしら・・・。
それにしても、この写真の中に写ってるものは凄いものばかりで・・・灰皿までも・・・。
あの部屋の書院とこのアンダーソンは今で言うとウン千万、へたすりゃ億相当の貨幣価値で売られていたでしょう。
もっとも、その当時のことで、今じゃウン十万で買えますが…。
あら~当時(その部屋で写真が撮られたのは昭和25年)はそんなにしたんですね。今がお買い得かも、
と言いつつ、そのウン十万がでてきません(笑)
好きです、オバQ三本毛文様のぐい呑み(笑)
よく拝見する面を表としますと、裏面の文様は対照的に力が抜けていて、
違った印象を与えます。丁度、先日ご紹介されていた道園産と思われる
古唐津のお茶碗とどこか通ずるものがございます。
図録で名品と呼ばれる古唐津を眺めると、時々自問する事がございます。
既に評価されたものだから美しく感じるのだろうか、希少性があるから
欲しくなるのだろうか、自分の感性で評価しているのだろうか、過大に
評価されているのではないかと…
勿論、答えなんか出てきません。
なんだかんだ言っても、結局は「欲しい」って所で落ち着くのです(笑)
私もどこか通ずるもの感じます。(ちょっとお茶碗の自慢)
道園産といわれる絵唐津は、度々見かけますが、その中でも特別なものがあるように思えます。
既に評価されたものでも、好みじゃないものもありますし、
いくら希少性があっても欲しくなかったり・・・
自分の感性で評価していると思いますよ~。
現物を手に入れ付き合ってみると、過大に評価されているかどうか、確実な答えがでるかも・・・。しかし、こんなのはなかなか無いようですね。