うつわやブログ

  • /

September 14, 2009 12:23 AM

高台症候群

気になるやきものをみつけると、必ずといっていいほど高台を見ます。
展示会会期中などに、うつわを裏返し高台をじっとみつめるお客様に出会えると、お友達になれそうな予感さえも感じさせられる時があります(同じ発病患者です)。特に古唐津は高台を見ぬまま購入することはあり得ない~といっていいほど重視されており、真贋の見極めとしても重要な役割を果している高台。

今回の高台学習は「古唐津シンドローム展」にちなんで、古唐津のなかに出品者(新陶)の高台をまぜてみました!

20090913koudai01.jpg

 

この16の画像の中から、新陶の高台が見抜けますでしょうか?
(いくつかあるかもお考えください~)

また、どなたが制作した高台であるかまでわかれば、立派に発病されてることとお察しいたします。もう贋作さえ恐れることなかれ・・・です。

9月15日 追記
出品者のご要望により一部の写真を入れ替えました。m(__)m
これにて全員の高台がでそろいました。

過去の高台学習は↓こちらをご参照ください。

高台が好きです・・・
高台大好き!

正解はの28日(月曜)にお知らせいたします。(展示会終了の翌日28日午前中までは受付いたしますので、是非お答えください~正解者には有光家の陶片~唐津、瀬戸美濃、李朝より、お好きな陶片を一つプレゼントです。海外発送も承ります)

9月28日 追記

正解は・・・
20090913koudai02.jpg

「こ」竹花正弘さん
「て」小島直喜さん
「あ」豊嶋一雄さん
「き」梶原靖元さん
「め」矢野直人さん
「す」うつわやさん

ということで、山蔵屋さん~3度目にして全問正解です。
その絶え間ない努力の積み重ねが、作陶につながることと思われます。
山蔵屋さんお好きな陶片をお選びください~
(現在、鉄釉に力を入れられているご様子を拝見いたしました。古唐津の様々な色合いがおりす複雑な黒~唐津の「23」「24」などもお勧めです^^)

古陶補足
20090913koudai03.jpg

「え」平戸系(多分、葦の元)
「さ」有光家の陶片~唐津より
「ゆ」一位ノ樹
「み」阿房
「し」岸岳系(帆柱か道納屋)
「ひ」清六ノ辻
「も」山辺田
「せ」川古
「ん」錆谷

これにて、「高台のい・ろ・は」終了いたします。
皆様お疲れ様でした。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2885

Comments (21)

こ、あ、き、め、し

が新陶かな?

会のご成功を祈念致します。

「ゑ」が名品臭いことだけはわかる。

展示会、御盛会になられるよう祈念しております。

bion5555さん、ありがとうございます。
一瞬”ドキッ”としました~。一瞬だけですよ。

四月亭さん、ありがとうございます。
「ゑ」は、ちょっと自慢したくて・・・借金にあえいでます(笑)

高台だけ切り抜くと分かり難いですね。私も惑わされます・・・。
(新陶のサインは画像処理で消しています)

私は実はよくは分かりませんが、

梶原靖元さんが、「き」 かなぁと思います。
「ゑ」 は古唐津?どうかなぁと思いましたが、
うつわやさん自身がお答えでしたので・・・

あとはどれも新作に思えます。(分かりません)

「て」「め」「し」「ゆ」「ひ」あたりは
うつわやさんはやらないのではないかと思います
ので他の方に思えます。

ン!!これって当てると、いよいよあの陶片のプレゼントですか?!

もう一度考えますのでチャンスとヒントを。

正式にプレゼントとしたら、空前の投稿数大ヒット間違いなし、
もちろん不正解の人にも残念賞やもれなくとかをお願いします。(大笑い)

堅手屋さん、わたしのコメントは当てにはなりませんよ・・・。

>これって当てると、いよいよあの陶片のプレゼントですか?!
そうです!最初の正解者にはあの陶片のなかからお好きなものを・・・後日UPします。

27日まで時間はたっぷりとありますので、ゆっくりとお考えください。
(ヒント!全ての出品者の高台が含まれています)

難しいですね。
「こ」「あ」「き」「め」「し」「も」
だと思いますが、どの高台がどの方の作かは
分かりません。直接見たことがあるのは
うつわやさんと梶原さんだけですし・・・。
自分の中では予想はしていますが。

小服さんで正解だと思います。

新作、6点で6人。
「こ」「あ」「き」「め」「し」「も」

「あ」、うつわやさん、「き」、梶原さん

あとは分かりません、

小服さんに譲ります。

わたくし堅手屋は残念賞でよございます。

小服さん、もし、行けるようでしたら、カンパニュールさんでしっかりと高台を見て、再度挑戦してください~。(ヒント2!小島さんの唐津は10年以上前の作品です)

堅手屋さん、残念賞は考えていません~。
欲しい陶片は自力で勝ちとりましょう!

なんだか楽しそうなので、私もまぜてもらおうかな…^^
「あ」豊嶋一雄さん
「き」竹花正弘さん
「め」矢野直人さん
「み」小島直喜さん
「も」梶原靖元さん

…かしら?…うむむ…難しい…
うつわやさんらしき高台がさっぱりとわからないのですが…
試していた新しい土?はたまた意外な引っ掛けが?

まだ時間はある、乱れ打ちして、なんとか有力なヒントを引き出したいですね…

山蔵屋さん、まだ今のところ全問正解はなしですよ~。
(ヒント3!自作は数年前に作ったもので、ブログにはUPしてません。)

ニンジンに釣られて参戦します。
古陶は、「す、ん、み、ゑ、ひ、ゆ、え」。
「き」は、小十さん。

ほとんど消去法で出した結果は、

こ、て、あ、さ、き、め、し、も、せ

wassenaarさん、参戦歓迎いたします。
(ヒント4!小十さんは含まれていません~。)
まだまだ時間はたっぷりとありますよ。

古陶は
「み、せ、え、す、ゑ、ゆ」

「ひ」は、引っ掛けのような気がします。唐津以外の古陶も含まれているのですか?
「ん」もなんか引っ掛けっぽい?うつわやサンのですか?「さ」も段々古陶に見えてくるし?・?

おもしろいですね。わからなくなってきます。

ナミセさん、コメントありがとうございます。
流石にすばらしい見解です!古陶は唐津のみ。自作の高台は、選ばれた古陶の中に含まれております。

ヒント5!だれもが新陶と思っているものの中に岸岳系の古陶が一つだけ混じっています。

僕がつくったのは一つだと思っていましたが?

岸岳系は「き」は梶原さんの釉のように思えるし
「も」は四つ目跡は新陶の人はあまりやらない、
でも火の当り具合が新陶くさい。
ということで、岸岳系は「し」でしょう!
これは六人ともやりそうに無いので。

やはり新陶は
「あ、め、ひ、ん、て、き、も、こ」
となりました。
「さ」も誰もやりそうに無いので古陶に、
「ひ」は梶原さんかうつわやサンでしょう。

ナミセさんの作品、果していくつあるんでしょうね(笑)

しかし、作り手ならではの鋭い視点、恐れ入ります。
お気に入りに唐津の陶片に危機が感じられます・・・。
展示会終了まで、あと2日。詰めが必要かもしれませんね~

追伸:カンパニュールさんのhp作品から 詳細がご覧いただけますね。
http://campanule.jp/html/newpage.html?code=78

カオス…(笑)
誰もが新陶と思ってる…?
じゃあ…それは「き」かな…
てことは、竹花正弘さんのは「て」なんだろうか…
うつわやさんのは「え」だったりして…
「こ」は私のブラウザでは画像が黒っぽくなってて、差し替えたために問題から外れてるのかと思っていたのですが、選択肢に入っているのでしょうか?

んむむ、「こ」が入ってるんならまた挑戦しないといけないけど、とりあえず2度目の挑戦。
新陶は、「え・て・あ・め・み・も」
で、おたのもうします!^^
しかし…出題者おそるべし。

>誰もが新陶と思ってる…?
それは、ナミセさんのコメントを参考に。

山蔵屋さんの最初のお答えは3つ正解。そのなかの一つは作家違いで・・・。今回は3つ正解。

画像を差し替えたのは、全員の高台を載せたくて、もっていない高台の画像を送ってもらいました。

完全にうつわやサンの手のひらで遊ばれています。

が!スーパーヒントをいただいたので
新陶は「あ、め、ひ、ん、て、き、こ」です。

「あ」  豊増さん
「め」  矢野さん
「て」  小嶋さん
「ひ、き」梶原さん
「ん」  うつわやサン でどうでしょうか?

「す」梶原さん、「せ」うつわやサンってのもありさうですが・・・

すみません。これで最後です。
梶原さんのだけ二つあるので、「ひ」は古陶にして、

新陶は「こ、て、あ、き、め、ん」
この辺で勘弁して下さい。

んー、スーパースーパーヒントの出た後で言うのもなんなんですが…私もこれで〆にいたします。

「こ」竹花正弘さん
「て」小島直喜さん
「あ」豊嶋一雄さん
「き」梶原靖元さん
「め」矢野直人さん
「す」うつわやさん

うつわやさんのは「す」じゃなかったらもうあれしか…
…お後がよろしいようで。

ヒントだしすぎたかも・・・(笑)

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑