December 6, 2009 10:52 PM
楽焼の修理?
今、窯だしを終え、写真を撮ろうと思ったら、カメラが行方不明。なので、前に撮っていた写真を・・・妙な呼継ぎに見えますが、多分、楽の直しではないかと思います。
過去に楽焼で継がれたものを2点見たことがあります。唐津の平茶碗に黒楽(楽家の印あり)で修理が施されたものと、もう一点も確か絵唐津に黒楽を継いでいたような記憶があります。
しかし、この白は今まで見たことがなく・・・可能性としては白楽かなぁ?と思いながら、はっきりとは判断がつかず・・・
しかし、修理箇所から飲むと楽焼ぽい。
最初はこの直しに違和感がありましたが、見慣れるとそうでもなくなってきました。
傷がありがたく、あってよかったとも思え、またこの直しに可愛さまでも芽生えてきます。
こんなのは無傷だと絶対に買えませんから・・・
Trackback (0)
Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2910
Comments (10)
Post a Comment
これって、高台グランプリ(?)のときに登場したり、雑誌の片隅に登場したりしたやつですか?
楽焼ってことは、800度位で焼きなおしてるってことになるのでしょうか。
覚えていただけ光栄です。↓過去の記事。
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2009/09/post-141.html
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2009/05/tesuto.html
多分、低温で焼継いでると思うのですが・・・詳細は分からずです。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e94325336
↑このような継ぎもあるようですね。
ぐい呑み界のステイタスですね。
うらやましい…。
どうせやるなら白でなく赤にして欲しかった(笑)
前に京都の道具屋が「博多筒」出してました。
ただ見たかったけれど、即売とのこと。
楽のほうが柔らかいのであんな細工が可能なのですね。
四月亭さん、そう言っていただけると嬉しいです。
欠損箇所は全体の1/3、本体は2/3ぐらいなのに、価格は一人前以上あったかもです(笑)
Buhiさん、使い込むと粉引のように白が赤っぽく変わりませんかね(笑)
「博多筒」無地のよい茶碗でしたね~見たのは写真だけです・・・
こちらは口径(推定)6cm 高さ6.8cm のぞき向のようです。
堅手屋さん、こちらのは粘土収縮の計算ミスだったのか?白いところは分厚くなってます・・・本体に影響がないぐらいの低温で焼かれたんでしょうかね。
追伸:この欠損部の陶片お持ちの方がいらっしゃいましたら大至急ご連絡ください~
買取いたしますm(__)m
ほうー、低温で焼き継いである、ですか。(漆、直しでなく)
これはちょっと初めてで驚きました。
推測なので・・・。ちがってたらごめんなさい。
またまたすみません。分からないもので(お笑い下さい)
この湯呑み?ぐい呑み?の本体は唐津ですか?本焼きに楽の呼継ということでしょうか。
それとも赤い楽に白い楽の呼継でしょうか。
それとも鳴海織部の様に赤土と白土を生の時に接いだものでしょうか。(あまりにもきれいに合わさっているものですから)
それと草模様が継いだ後に描かれて、そして焼いてあります。これは確かに継いでから焼いたという事ですね。
ごめんなさい変な事を言っているかもしれません。
「焼いてきれいにくっつける。くっついている。」のがすごいなーと思った次第です。
のぞき(覗きこまないと中が見えない向付)として作られ、見立てで盃として用いられたと思います。
本体は、唐津焼だとおもいます・・・他には考えられません。
先にも書いたように、白いところは本体より厚みがあります。