うつわやブログ

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April 11, 2010 1:03 AM

塩笥のかたち

久しぶりの個展です。

20100411toile.jpg

5月の暖かくなってくる時期ですが・・・近頃最も気になっている塩笥のかたちを中心に展示いたします。

とき:2010.5/25(火曜)~30(日曜)
12時から19時。最終日のみ17時まで。

ギャラリーとわーる&モッコ
福岡市中央区天神2-8-34住友生命ビル1F
TEL:092-714-3767

やきもの事典 より抜粋

塩笥(しおげ)とは、小型の壷で、胴が膨らみ、口が狭まった形のもの。もとは塩、味噌などを入れたもので、茶人が真冬用の茶碗、または茶席の火入れなどに授入れたといわれる。

塩笥というと、塩壷の印象が強く、なかなかこれを"しおげ"とは読める人も少なく、今回のDMもなんと読むのですか?と聞かれる事が多くありました。
ある時、お客様より"汐景"という案をいただきまして、うつわやのしおげは、汐景と記載するようになり、これからは、この"汐景"という字を使っていこうと思います。

粉引の汐景につきましては、変化の過程を記録しています。
↓こちらをご参照ください。
「粉引の観察日記 汐景の日々」

4月16日 追記
過去の塩笥に関する記事

最も愛された塩笥
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2009/09/post-139.html
汐景の嫁ぐ日
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2009/01/post-37.html
ちいさな塩笥壷
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2008/12/post-24.html
作ってみました。
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2008/05/post-642.html

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Comments (14)

甘焼成ですともろくなりますが、簡単に古色付けができるんですね。試しにネットでうつわさん作品を李朝モノとして売りませうよ。いくらで売れるか興味あります。他の読者も同じこと思うているはず(笑)

Buhiさん、嘘はいけません。信用を失えば終わりですよ。
信用ある骨董屋さんは人気をよんでいます・・・偽ってる方から、二度と物は買いません。

ごめんね。
うつわ屋さんは育ちがよい。
人間はうそつきです(骨董鉄則)
嘘の許容範囲これが重要だす(笑)

「嘘」を骨董の鉄則とするのはいかがなもんでしょうか?
不文律ってやつですか?それって真っ当なもので勝負のできない方々の方便にしか聞こえませんね。

 だましたりだまされたりも経験で、それを経ないと骨董はわからない、なんていったりしますが私は素直には受け取れません。こんなことが半ば常識としてまかり通ってるのがそもそもおかしい。

 今後インターネットがより一層骨董ともリンクするようになると前記したような”鉄則”に則る業者は間違いなくやっていけなくなりますよ。

 あくまでも買う側なんで、どうにもBuhiさんのコメントがひっかかります。

人間はウソをついても、「モノ」はウソをつきませんからね。
「モノ」を見ればわかります。
また、よくしたもんで、うそつきのとこには「ウソ」なモノしか集まらない。

うつわやさんの「汐景」は本物のうつわやの「汐景」であってウソがない。

小山本「汐景」も酒で育ってるからウソっぽいシミがない。

骨董にしろ作家物にしろ、あくまでも鉄則は「本物」であることです。

Buhiさん、そんな、謝らなくても。
買うほうにもある程度の知識があれば、嘘をつかれることもなく、騙されることもないと思うのですが・・・。


Moneyさん、おっしゃることよく分かります。
今は昔と違って、情報が溢れてますし、だましたりだまされたりの経験がなくても、心がけ次第で、骨董への理解は深まりますよね。


四月亭さん、ありがとうございますm(__)m。
モノは正直です、それを見極める目を養いたいとも思います。

塩笥ですか、初めて聞きました、  火入にも使っていたとの事、

最近火入を集めていますが結構高価で、まいってます・・・

塩笥の火入れもあるようですが、数が少ないせいか、なかなかお目にかかれません。
火入の蒐集も渋いですね~火入は中に釉薬が掛かってると、筒向に使えて高値になりそうです。
私も、唐津の塩笥を買ったのですが・・・支払いにまいってます。

うつわやさんの作られた塩笥で火入に使えそうな物はありませんか? あればほしいですね(^^)♪

なんか変な方向で盛り上がっていますね(笑)
物証第一主義はワシの信念だす。
でもわからんことだらけ。気付いた時は手遅れにならんように定期健診は忘れずに、って違うか?

茶助さん、ありがとうございます。
火入れとして、灰と炭を入れて使われるのでしょうか・・・
汐景は浅いものばかりで、ちょうどよいものがありません。
また今から作りますので、出来上がりましたらお知らせいたします。

Buhiさん、ここに書いてるのは個展のお知らせですから・・・。

うつわやさん、おいらは、塩笥(しおげ)のほうがインパクトがあって好きだな。

最初は私も読めませんでしたが、次からは読めるようになりました^^

今日、白磁の塩笥茶碗が届きましたよ^^

今年の名残りの茶会に使いたいですね^^

それまで、ブログを続けていられればの話ですが・・・><;

 はじめまして、ホームページ拝見しました。
塩筍碗、良い感じの育ち具合ですね。粉引きが好きで色々な作家の粉引湯呑を使用していますが、中々理想の雨漏りになってくれません。
 うつわやさんの作品を使用してみたいのですが、
大阪から購入する方法はございますか?

66さん、塩笥、いいのですが・・・用途に応じて作ってる(見立てじゃない)ので、新、古を区別するにも”汐景”を使おうと思った次第です。
”汐景”も続けていられれば、なじんでくるはずです(笑)

白磁の塩笥茶碗、拝見できる日を楽しみにしています。
私も、買った唐津の塩笥は、名残りの茶会につかってみようかなぁ...


苫屋さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

現在、↓このタイプの粉引汐景(小貫入、5000円+送料500円)はあります。
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2009/06/post-116.html

今、もう少し、生地と化粧土を馴染ませたくて、調整しています。
お待ちいだだければ、そちらのほうが、出来上がってからでも・・・。
ご注文は、↓こちらのトップページCONTACTより、メールをお願いいたします。
http://www.utuwa-ya.jp/ 

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