May 26, 2010 2:00 AM
お気に入りの焼き加減(粉引)
「ベスト!という焼きがございましたら、是非ご紹介くださればありがたいと存じます。」
とのメールをいただきましたので、こちらで紹介いたします。
今回の焼き上がりの粉引なかで、一番のお気に入りは・・・
といっても、この写真だけでは???どこがいいのか?といった感じでしょうが・・・
どこを見てるか、わかりやすく説明すると。
高台内側に入った小さな亀裂や、わずかな釉薬の青味(左上画像、それをさらに拡大した右上)高台外側の微妙な釉薬の凹凸(左下)胴の擦れた感じ(右下)など・・・
こんなところを見て発育具合を想像していきます。
亀裂やピンホールがあるとそこから染みが入りやすくなるようでもあり、凹凸があると凹み部分が黒くなり陰影が生まれ、あまり目立たなかった青味が強調されてくるようにも思えます。釉薬の掛かりも一定でないほうが染みの入り方に変化があり景色となるような気がします。
他のお気に入りは・・・
ここから染みが入り込んで、よい景色を織り成すのではなかと想像してしまう・・・
これが色付くと、素晴らしいコントラストが生まれそうな予感も・・・
食器とは全く関係のない趣味の領域というか、変体の領域かもしれません(汗)
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