June 4, 2010 7:30 PM
粉引のお取り扱い注意と育て方の注意
一般向けに、うつわやカードにお取り扱いの注意を記しています。
陶器は磁器と違い吸水性がございます。使用後は乾燥させてご収納ください。
粉引きの商品につきましては、染みが入りやすくなっております。使用前にしばらく水にひたすか、米のとぎ汁、もしくは重湯に入れ十分ほど煮沸していただくと染みが入りにくくなります。
最近では、器を育てたいとうい方が多く、このカードの内容を変えなければいけないと感じています。
育て方のこ注意
使用前には器全体をお湯もしくは水に浸けてください。少しずつ色が変わっていきますので、全体の色が変り、水分を含んだ状態になってからご使用ください。最初の乾燥した状態で、色の濃いもの(醤油やコーヒーなど)をいれると汚くなる場合がありますので、使いはじめだけご注意ください。その後は、バンバン使われてかまいません。もし、急成長するような事がありましたら、週に一度ぐらいはお休み(乾燥)させてください。
また、ある程度発育した時、焼酎にご使用されますと、染みが抜け、白くなる場合がありますのでご注意ください。
それと、ご家庭に器を漂白される方がいる場合、くれぐれも見せないように、漂白されないように、お気をつけください。
こんなかんじかなぁ・・・
粉引の成長のご参考になりますよう、右上のカテゴリーに「使用後の変化」を追加いたしました。
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Comments (4)
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現代のものに人工的な色付けは邪道だと思う。
まぁ~、人の好みによりけりでつが(笑)
現代陶、古陶、どちらにも人工的な色付けは不要だと思います。
自然に変わっていくから、面白いと思います・・・。
「色づけ」と「育てる」ってのは基本的に違うもんですから、うつわやさんのは作者としての「お取り扱いの注意」を逸脱したものではないですよ。
買い手に親切、器に親切…。
あの、忘れたころに…目を離したすきにフワって出てくるのがいいんですよね。
「色づけ」と「育てる」このあたりも人によっては、感じ方もいろいろかもしれませんね~。自分の中で置き換えると「腐敗」と「発酵」。「ボロ」と「アジ」のようなな感じでしょうか。
曾田輝さん~お褒めいただきありがとうございます。(素敵なお名前です・・・)
人によって好みもいろいろ、好きなものを楽しんで使えるのが一番だと思います。