うつわやブログ

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June 8, 2010 9:31 PM

原明窯の絵唐津

数日前に直しにだした馬盥が出来上がったので、とりにいってきました。

ついでに、この絵唐津も・・・

20100607haraake01.jpg

絵唐津小皿(原明窯)口径 12.5~13.5cm 高さ 約4cm 

平戸系独特のやや白っぽい上りに、くっきりとした鉄絵。 柳の元窯ともよく似ている。

以前、柳の元窯の絵唐津六寸皿をもっていたのですが、あまりにも周囲から批評をうけたので、他に欲しいものがあった時に手放してしまいました(人の言葉に動じないぐらいの眼がほしい)。岸岳系などとは少し違った感じで、すっきりとした上りに、磁器に近いような細かな土の平戸系。人気はいま一つといった感じなので、価格はお手頃・・・。

20100607haraake02.jpg

目土をとるか、そのままにするか、悩む所です。

ちょっと松浦系の道園窯と似たところもあるように思えます。

20100607badarai.jpg

無地唐津馬盥も修理前よりよくなった。

直しにだしたい小皿はまだまだ沢山あり・・・修理の腕を磨きたいと思うこの頃です。

6月10日 絵唐津補足

この三本の線は笹紋とも呼ばれ、道園窯にもよくみられる。

20100607haraake03.jpg

道園窯

まれに、中央の線が一本、横になると、千鳥(画像右端参照)となり、市場価値が増す。

さらに、この線が細く伸びていくと、草文となる。

20100607haraake04.jpg

阿房谷窯

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Comments (4)

濃い色調で力強く描かれた、私好みのオバQ三本毛文ですね(^^
李朝の白磁を思わせるはっきりとした鏡も印象的です。

古唐津の鉄絵は、少し赤みを帯びた感じになることが多いように感じますが、
画像で拝見する限りでは濃墨という表現が似合いそうな黒色です。

目土が皿の素地よりも暗めで、違う土を使用しているようですが、
意図的にされたものでしょうか。ご存じでしたら、ご教示をお願いします。

「原明」や「柳の元」は李朝の色が濃く感じられるように思います。
鉄絵は、確かに濃墨ですね。下地が白っぽいせいか鮮明な黒にみえます。

目土は窯によっても、同じ窯のものでも、様々なようです。陶片を目土がわりりしてるのも見たことがあります。作る側から見れば、皿と同じ共土よりも、焼成後、外しやすいように収縮率の違うものを選ぶと思いますが・・・なかには共土を使っていた例もありますし、だだくっ付かないようにしてただけで、あまり気にしていなかったのではないでしょうか。


今、気付いたのですが・・・目土と皿の間に、くっ付かないように何か塗ってる?ような・・・

最後の一文、「何か塗っている?ような…」が気になります。それって凄い発見なのでは?!

それにしても良いお皿。
嗚呼、窯跡散策に行きたいなぁ(笑)。

本来ならもう一つ目跡があるべき場所に、白い粉がついており、その横は白い粉が焼けたようになっています(画像の高台部分手前中央)。釉薬ではないようです。凄い発見ですかね。

お皿、お褒めていただいて嬉しいです。陶片集合写真の別枠の絵唐津、これを褒めていただけたらもっと嬉しかったです(笑)

そんなだったら、そろそろ窯跡の近くにお引越しされても・・・。

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