June 14, 2010 7:45 PM
地道な作業
ここ数日、土作りをしています。
この状態から、乾燥させ粘土となります。
まずは、石を砕く・・・ノミに金槌がベストです。
間にある鉄の層を除いていきます・・・(これが鬼板かしら)
原料によって、取り除くものが違ってきます。
この作業で、もとあった原料の3分の1ぐらいになってしまいます。
他に、灰も水簸(スイヒ)を終え、沈殿するのを待つ。
ものすごく地道です・・・
独立してからずっと同じようにやってきたのですが・・・全てこんな調子では、あまりも手間がかかるので、原陶土さんに電話を入れ、「あの~こんな土、できないですか?」と好みを伝えてみた。来月半ばにもう一度確認する。
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Comments (3)
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「美味しそうにみえますが、泥です」なんて、お茶目なご発言の後に
炭鉱労働のような重作業をサラッと語る… うつわやさん恐るべし(^^
ところで、砕石の作業は屋外でされているのですか、それとも御殿内ですか?
もし人手がご入用でしたら、気軽に呼んでくださいね。
四兵衛や九山、または百爺仙などの名前に変える用意もできております(笑)
銀杏釉は楽しみにしております。
素人なんでなんですが土も釉薬も乾燥だけで漉さないのですか?
西家庵さん、砕石作業は屋内です。ある程度手作業で砕き(余分なものを取り除く)、あとは機械におまかせしてます。
気軽にお呼び立てしてもよろしいのでしょうか(笑)
土嚢袋(15~20kg)を、かついで足場の悪いとこ往復とか、大丈夫ですかね・・・。
四月亭さん、漉してます。スイヒっていう作業になります。
原料によって違いはありますが、簡単にまとめると、採取→粉砕→乾燥→水に浸け、スイヒ(漉す)→乾燥→練る
こんな感じです。
銀杏釉、テスト分(土嚢1袋)だけ。どんな色になるか試してみます。