うつわやブログ

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September 18, 2010 7:39 PM

瀬戸のカケラ

「古陶の譜」のカタログをみて・・・いただいた陶片があったのを思い出しました。

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唐津ならなんとなくわかるものの瀬戸は全く分からず・・・陶片を見ても、猿投だろうか?うのふ釉がきれい、もぐさ土、ぐらいの認識。

何年も前にお茶の先生から「カケラを喜ぶのはあんたぐらいや~」と言って、もらった陶片。(10月からお茶の稽古を再開しようと思いながら・・・行けそうにない。11月から必ず行くようにしよう!)

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不思議な見込み(右上)

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不思議な高台(中央)

この見込みと高台は全くわからない・・・大根でもおろしたのだろうか(笑)

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Comments (13)

大根おろし高台・・・
見た瞬間 吹き出してしまいました。

李朝のおろし器って確かにこんなですね。首部分の陶片ってなんだか面白い形。

山蔵屋さん~正確には「底卸目皿」「卸皿」というようですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/siro2410/9824605.html
元単さんのブログに書かれてました。
「大根おろし高台」は、すぐに形を連想できる呼び名ですね(笑)

Showさん~李朝にもあるんですね。まだ見たことがありません~。
上の写真、首部分の陶片は仏花器なんでしょうね~中央は小さなもので、左手前は瓶子みたいな形?だったのでしょうか・・・。

日本民藝館にあったおろし器は、よく似た雰囲気でしたよ。…と言おうと図録を確認したら、雰囲気だけで実際はだいぶ違いました。民藝館のは小石をばらばらと撒いておろし目にしたものですね。

あっ、民藝館の「朝鮮陶磁図録」70、91にありました!
94、白磁おろし器(19世紀末期)は、似たような櫛目状で近いですね。
この図録、写真がきれいで質感まで伝わってきそうです。

あっ、たしかに。覚えてたのは91なんですけど、94はよく似てますね。こういうのでおろしたらどうなるのか、一度試してみたいなあ…。
おっしゃるとおり、いい図録ですよね。愛着が伝わってくるようで、愛読図録の一つになりました。

この陶片を使って大根をおろすには抵抗があります。
元単さんのブログでは”登山靴を裏返し、ビブラム底で携行した大根を卸した”とありました。
それに比べたら、いいかもしれませんが・・・(笑)

ブログご紹介いただきありがとうございました。
豪快な山男の話、もありつつ(笑)勉強になりました。
おろし目が高台内にあるということは、器が空の状態じゃないと裏返して使えない。
てことは、蓋なんでしょうかね…
蕎麦好きとしては、蕎麦猪口に生わさびが載った小皿が乗っかってて、食べる時にちょいと皿を裏返して高台でわさびを摺りながら…(でも狭い面積で摺りにくそう)
でもその場合、表に下ろし目がある皿でいいからすでに違う用途なんでしょうけど。。。
やっぱり単に模様っていうオチなんでしょうかね(笑)

高台内の大根おろし^^
面白いものですね♪
瀬戸は中国から焼ものの影響を受けたと思っていました。
轆轤が右回転ですから(笑)

ヤフーブログでのトラックバックは、失敗してしまいます。><;

http://blogs.yahoo.co.jp/ryouma66jp/33384992.html

山蔵屋さん、当時(鎌倉、室町?)の生活を想像すると、台所用品的とか、お寺さんの一碗生活(生涯一碗で暮らす)とかも考えられますね(笑)
↓こういった暮らしもよいものですね。
http://hi-hu-mi.way-nifty.com/blog/2010/02/post-5685.html

66さん、瀬戸は中国から影響を確実にうけてますよ~。
瀬戸の轆轤は作りも削りも右回転ですね。唐津は作り右、削りは左(韓国も同じ)。
韓国も中国の影響を受けたものがありますね。
リンク先拝見しました~あのおろし皿だったら使えそうですね!今度是非お試しください♪
過去、私もトラックバック失敗しております・・・なんででしょ???

「ノ貫」さんのような方がいらっしゃるのですね(笑)
私もかくありたいですが、舌の根が乾かぬうちに、今日もまた器が増えてしまいました…
でも、みんなが一碗生活したら…きっと困る人いっぱいいるでしょうね(笑)

モノがなんでも揃う今にして、山茶碗(匣鉢を含め)を選んだ”一碗自適”は最高に楽しい遊びだと思ったのですが・・・
生涯で一碗、何を選ぶか深く考えてしました(笑)

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