October 18, 2010 6:44 PM
均一セール(李朝)
数ヶ月前に会寧と山瀬の小皿を買い、もう一つ気になる白磁の小さな碗があり、
もう買うのは止めにしようと、とどまるつもりが・・・・
離れて見ると、やはり程よい歪み加減で欲しくなり・・・
いやいや、もう買うのはよそうと心に決め・・・箱にしまおうとした時、箱の蓋裏の書付に気付いた。
「昭和55年十一月二十二日 暑いほどの小春日和
忠清南道扶余郡恩山面羅嶺里古窯出土」
その後に陶磁協会(筑豊支部)でお世話になった方の名前が書かれていた。
箱書きをみていると、さまざまな場面が思い出されてくる。
ユーモア溢れる方で、お話をお聞きしてもどこまでが本当かいつもよくわからない。
研究会の二次会は、フィリピンパブやロシア人ダンサーのお店。豪華な衣装を纏ったお姉さま方にもう会うこともない。
せっかくなので、この白磁の碗もいただいて帰る。
(写真は骨董屋さんにて8月に撮影。)
18日 高台の画像追加
高台はもうひとつの堅手のほうがよかった。
10月22日 追記
この碗が出土されてからちょうど30年。
ここちよい天気のなか、故人(前所有者)を偲んで一服のお茶をいただく。
年号が記載されているのはいいものだと思う、この碗もきっと喜んでいるはず!身勝手な想像が頭の中をかけ巡る・・・
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Comments (7)
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良い上がりの白磁碗ですね。
まるで、古志野の肌のような艶やかさを感じます^^
ボチボチ、コレクションについて考える時期かもしれませんね。
1万円かぁ…送りましょうか?(笑)
みつくろってくださいm(__)m
66さん、白磁でも釉薬の熔けが悪く、青味をおびた堅手風になってます。
いつか道具を揃えてお茶事ができるぐらいになりたいのですが・・・釜に軸に、料理の腕も・・・まだまだ足りません(笑)
四月亭さん、わたしの好みはかなり下手ですよ~大丈夫ですか(笑)
同じ価格で品のよい堅手と繕いのある白磁を迷って(画像参照)、後者を選びました。
うーん、いいなぁ。
今度見せてください!
ありがとうございます、
喜んでお見せしますよ~。なんだか唐津にも通じるものを感じます。
今日は出土されてから、ちょうど30年ですね。
凄い、昨日<10/22>はこの小碗の記念日だ!
あっ!1ヶ月間違えてました(汗)
記念日は来月じゃないですか~(笑)