うつわやブログ

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November 8, 2010 10:11 PM

箱と布

道具を買った時に、よい箱や布が付いていると嬉しくなります。

20101109hakotokire01.jpg

左は瀬戸の茶碗。 右は鉄絵茶碗。

更紗や縮緬、前の所有者が茶碗にあわせて誂えたのだろうか、茶碗と合っているような感じがする。

この杉箱の木目は美しいと思い、試しに注文して作ってもらった。

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新しい杉箱は、菓子箱のようにも見える・・・。

やはり茶碗の箱は桐のほうがいいのだろうか・・・
古い唐津はなぜか杉箱が多いように思う。

布を沢山購入すると、おまけでハギレをいただいた。

20101109hakotokire03.jpg

もっている道具に合わせ、縫ってみる。

自作の茶碗にも、箱や布を付けてよろこんでいただけたらと、

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注文ついでにいくつか購入してみる。

布を前にいろいろ思考を巡らし・・・
まずは、中身を完成させることが重要だと気付く

11月13日 追記

桐箱(米桐 柾目)と杉箱を比較。

20101109hakotokire05.jpg

杉箱は1週間ぐらいだしたままでしたので、多少ヤケて色が変化している。 桐はビニールに入れたまま。

真田紐もいろいろとりよせ比較、器に合うものを検討してみる。

20101109hakotokire06.jpg

紐の長さに、関東流と関西流があるらしい・・・
それを無視して自己流。(細めの3分紐をきりりと短く。)

ついでに、更紗も・・・(古いものは古陶用です。新しい器には、新しい布を)

20101109hakotokire07.jpg

左端のみ銅版更紗、他は大正更紗。

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おまけでついてきた浦島太郎の縮緬。模様には遊び心が感じられる。

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Comments (4)

>まずは、中身を完成させることが重要だと気付く

でも、泥縄ってこともございますしね。
古陶新作問わず、買ってからあれこれ仕覆だ風呂敷だって探すの大変なんですよ。
つねに「おべべ」は用意しとかないと。

杉箱は縄文・弥生、須恵器とかが多いですね。名古屋に杉箱の腕のイイ人がいるらしく、あちらは杉箱の需要がおおいのかなぁ…と思いますが、あの匂いが落ち着くまでが大変です。

>つねに「おべべ」は用意しとかないと。
新しい布は、糊をぬいて、干して、アイロンかけるまででも手間がかかりますから、用意が必要かもしてませんね。
作り始めると・・・もっている古陶用になりそうです(笑)

>杉箱は縄文・弥生、須恵器とかが多いですね。
そういわれれば、縄文・弥生、須恵器などは、桐箱のより杉箱のほうが似合いそうですね。
木の匂いも、ほのかに香るぐらいだとよさそうです。
名古屋の杉箱って岸岳庵さんが以前紹介していたところかもしれませんね。
http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%BF%F9%C8%A2&sk=0

昨日購入先のギャラリーから共箱が届きました。
共箱には素敵な汐景のおべべが入っていました。
ブログを見て、ちょっと期待していましたが
期待以上のおべべに感動・・・です。
汐景もゆっくりですが育っています。
毎晩使っていますので、残念ながらおべべは
当分着ることはないと思いますが、いい歳を
重ねてから着て貰うつもりです。
有難う御座いました。
大切に愛玩致します。

M.Mさん、コメントありがとうございます。
喜んでいただけ、私もうれしいです。
生地は粉引汐景と使われる方を想像し、あうように選びました(笑)
粉引のよき成長をお祈りしております。
この度はお買い上げいただきありがとうございました。

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