May 15, 2011 11:24 PM
寒山拾得
長沢芦雪~新は奇なり~の図録を拝見し、とても興味を抱き、滋賀県のミホミュージアムまで見に行ってきました。
実物は図録よりも、さらに迫力も繊細さもうわまわっていた。
素晴らしい天候のなか、拝見していくうちにとても躍動的で、応挙→芦雪=利休→織部とも重なる。一つ残念だったのは、楽しみにしていた寒山拾得は展示替えのためなかった。
おそらくこのような感じだったと思う・・・
この唐津も文殊菩薩と普賢菩薩の生まれ変わりのように思えてならない。。。
追伸:ミュージアムショップにて自作の器を販売していますので、是非そちらもご覧ください。
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Comments (2)
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素敵なお見立てです。
もしまだお読みじゃなかったら鷗外の「寒山拾得」読んでみてください。http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/1071_17107.html
「寒山拾得」かねがね欲しいと思っているのですが、おどろおどろしいものばかりで…。
四月亭さん、ありがとうございます。
鷗外の「寒山拾得」拝読してきました。
「わたくしは群生(ぐんしょう)を福利し、慢(きょうまん)を折伏(しゃくぶく)するために、乞食(こつじき)はいたしますが、療治代はいただきませぬ」といってる豊干(ぶかん)素晴らしいですね。共に生活しながら菩薩の生まれ変わりって、僧が気付かないところもまた、面白いですね・・・この唐津は間違いなく寒山拾得です(笑)
向付はあと二つあるので、大きい一つを豊干(ぶかん)、もう一つの細めを閭丘胤(りょきゅういん)と名付けます!
「寒山拾得」画像検索してみましたら、ホントにそのようなものばかりで、菩薩さまだとは思えなくなります・・・