うつわやブログ

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July 12, 2011 12:51 AM

白磁のまえに、

8月5日より京都川口美術さんにて開催される「韓国古陶磁探求陶人展」に白磁をだそうと、いろいろテストを重ねるもののまだコレっといったものが出来ず、日時が迫ってきたので、もう一区切りします。

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白磁のテスト

横浜トリエンナーレも同日から開催なので、こちらも同時進行で製作中。
暑い京都の夏は涼しげな白磁をお届けしたく、横浜は(開催場所は昔の色町らしい)楽しく、面白いものがいいと考える。

今日で藁釉をかけるものを挽き終える。明日、明後日は教室で、木曜に釉薬をかけて、金曜か土曜ぐらいに焼成できればと思う。それと平行して白磁を製作予定。

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今日の天日干し

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お湯呑、藁釉になります。

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狂言袴筒茶碗は選べる3サイズ
一番大きいサイズが指定サイズになる予定

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左が粉引、右が藁釉の茶碗になります。
粉引の茶碗や酒器などは(汐景も)素焼きをせずに、釉薬をかけてるので、
写真(左)は釉薬をかけおわった状態。

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焼成後は、お借りしているサンプル(左)と同サイズになる予定

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花入いろいろ
ひらめきがあって、花入を作ったものの、なかなか想像どうりにはいかない・・・

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こちらも花入の試作。

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素焼きの窯詰の経過
上が小服茶碗、2種類と平鉢。一番下右が筒湯呑とマグカップ。その上がぐい呑み

明日の夜、様子をみて素焼、納品分の梱包。明後日の朝は釉薬をあわせて、それから教室、配達(時間がとれれば北九市美)
藁釉の窯の焼成準備を終えてたら、白磁を製作する。間に合うのだろうか・・・(汗)

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それと、どんぶりも。
素焼きはできてるのですが、遅くなって申しわけありませんm(__)m

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Comments (11)

横浜はお品だけですか?おいでになるのは。

横浜は8月5日~11月6日で、最終日に行く予定です。
(先日の打ち合わせで、搬出時の梱包ができないという話がでて・・・じゃ、わたしが行きましょう!という事になりました)

一度、「東京で購入できないか?」と問い合わせをしたことのあるSHISHANと申します。先日、東京から神奈川へ引っ越してまいりました。
横浜トリエンナーレのHPを拝見しましたが、具体的なイベント告知を見つけることができませんでした。
utuwa-yaさんの器を実際に見てみたいので、イベント情報をもう少し紹介してもらってもよろしいですか?こちらに掲載されている器は来るのでしょうか・・・?よろしくお願いいたします。

SHISHANさん、コメントありがとうございます。

場所は、黄金町 AスタジオHINODE になります。
http://www.koganecho.net/koganecho_area_map/a-studio-hinode.html
筑豊の窯元4件が出展します。
次の打ち合わせが21日になりますので、詳細がわかり次第ブログのほうでお知らせいたします。

ご希望のものがありましたら、もって行きますよ~。

 多久庵ヨリ  2011年7月17日

 utuwayaさんへ つかぬことをお尋ね致します。
 
[岸岳]唐津焼について語るスレ2[武雄]の中に2010.8.6付ヨリ№64~67に岸岳庵に関して、人間的に問題有りと酷評内容が掲載有り・・・
(moneyさんと岸岳庵さんは同一人物の方でしょうか)

多久庵さん、はじめまして。
今、仕事が一区切りしました。
ものはみる人によって違ってうつるように、人も同じくだと思います。
みんな同じように足並み揃える必要もなく、同じ出来事でも視点か変われば、変わるようにも。

多久庵     ( July 19, 2011 3:27 PM ) Reply

足並みはずれても、良い個性であれば問題ないと思います。
単純卒直で直なる心、精神があれば視点はそうぶれないと思いますが。

Anonymous多久庵 ( July 19, 2011 3:44 PM ) Reply

足並みはずれても良い個性があれば、問題ないと思います。
単純卒直で直ぐなる心、精神があれば視点はそうぶれることも
ないと思いますが。

うまく説明できなくて・・・
私からみた岸岳庵さんは、古窯跡にやすらぎを求め、窯ごとにものを区別できる骨董仲間です。窯までわかる人は数少ないですよ。

遠隣間の窯は多少特徴があり見分けが出来ますが、近近隣の窯は見分け困難ですね。 1窯当り土味が3から5種有り 釉薬も器形等も種々ですからね、ゆえにはまると古唐津は楽しいのですね。度が過ぎると天狗になり過ぎ、人間性がだめになりますね。
人生は悟りの修行ですよね、忘れないよう自分自身にいい聞かせています。
うつわやさん、つかぬ事をお尋ねして心労おかけ致しました、お好きな古唐津に益々密着して仕事頑張り
下さい。

多久庵さん、お心遣いいただきありがとうございます。
唐津は窯がわかるというのも一つの楽しみですね。
まえに古唐津を見てたとき「土の匂いがする」といわれた方がおり、真髄じゃないかと思ってドキッとした事がありました(笑)
何人かで一つのものを、様々な視点からみてると、ものを通して、その人の人柄も伺えて、楽しいと思いますよ。
(どれくらいか値踏みしたり、傷ばかりを探したり、指跡をみつけて喜んだり・・・)

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