うつわやブログ

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December 2, 2011 11:33 PM

もしかして飯洞甕なの?

小皿も日増しに増えていくので、少しを整理しようと思い、写真のものは同じ手が2枚あったので1枚を選んで、酒宴の会で販売を試みたところ、「この皿は飯洞よ、貴重よ~」と言われて、また手放せなくなってしまう。

20090603hiradokaratsu01.jpg

黄唐津小皿

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以前は平戸系統かと思っていましたが、飯洞(岸岳系)といわれれば、そう思えなくもなく・・・結局、小皿の数が減ることはことはなかった。(別の一枚が売れて、一枚は交換・・・もう買うのを止めようと思いながらも最近また数枚購入)

この皿をUPしたときに書いたものを見直すと、「小溝、天神森、小物成窯の陶片を拝見させていただいた時、この皿と同手が数多くみられました。」とあり、はっきりとした記憶がないので写真を調べてみる。

201120201komizo.jpg

小溝窯

201120203tenjinnomori.jpg

天神森窯

201120202komononari.jpg

小物成窯

写真で調べてみると、縁を溝状に押さえているものが多くみられるものの、この皿と同じような口作りや目跡もあり、発色の近いものもあった。しかし決め手になるような高台の写真はない。

201120204handou.jpg

飯洞甕窯

飯洞は唐津の窯とは信じがたいような、中国の青磁を思わせるものや志野風、瀬戸風の印象を受ける。灰釉系統の高台の削り方、土の感じはものすごく似ていると思う。

気持ち的には、平戸系でも岸岳系でも、さほど変わりはない。しかし価格には大きな違いがあるかもしれない。

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Comments (2)

飯洞!?

そんな感じです!

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