August 2, 2012 8:24 PM
韓国陶磁探求陶人展は明日からです。
水曜日に窯出しをし、すぐに高台の処理をして梱包し、写真を撮る間もなく発送となりました。
川口美術さんのグループ展では1人に1つのバンダチが与えられ、そのなかで展示をします。昨年はバンダチの中から器をだすときに何度もぶつけそうになったので、今回は一工夫して風呂敷で包んでみました。
夜中にひたすら風呂敷を縫いながら・・・努力の方向を間違っているのではないか?やるべき事は他にあるのではないか?疑問をいだきつつ一応完成しました。
是非バンダチの中をのぞいてみてください。
5日は会場にいます。
2012年8月3日(金)~12日(日)
11時~18時 会期中無休
骨董&ギャラリー 川口美術
京都市左京区下鴨宮河町62-23
TEL 075-781-3511
HP:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kawabi/
8月6日 追記
昨晩の終電で、京都から帰宅しました。
川口美術さんに行く前に、8月3日は11月のグループ展準備のため奈良に行く。東大寺の鹿にちょっと興奮してしまう。館長さまにご挨拶をし、東大寺ミュージアム、奈良博(頼朝と重源) を見て、再度うつわ文居 さんにお伺いする。
4日は、
ミホミュージアムへ。美にかこまれた中はとてもここちよく、メッセージが心に沁みてくる" どんな人からでも 学ぶのよ "" 生まれ変わりなさい 大きくなりなさい なれるわよ "
十一面坐像も心に残る。
それから文居さんでお勧めいただいた茶道資料館で「京三条せともの屋町」をみる。その後、大吉さんでお茶でもと思って行くと、すでに終わっていたので店内を拝見し、錦市場に寄って1日を終える。
5日は、川口美術さんに行くちょっと前に、京都考古資料館
に行く。京三条せともの屋町で出土された織部様式の沓形茶碗や向付。それにほどこされたモダンな絵付。鹿以上に興奮してしまう・・・織部屋敷跡の出土品のなかに山瀬の碗があった(織部は山瀬のまだらを愛用していたのか!?)。賑やかな美濃系のやきものの片隅になんだかあまり冴えないボッーとした感じのもの・・・と思ってみたら高取だった。しかし、よく1点ずつみると、好い!
気になってた唐津の向付もあり、この高台が見たかった・・・
それからやっと、京都行きの本来の目的!川口美術さんにお伺いする。
風呂敷が完成してとても嬉しく、これで搬入、搬出時の梱包材のゴミも減り、茶碗も綿の入った麻布で包まれてるので呼吸もできる。 自分ではこの仕上がりにとても満足していた。しかし、風呂敷を開けてみるお客様は、ほぼいなかった(笑)
お客様と作陶家さんから、茶碗の値段を問われた・・・
一昨年の展示会でも、「値段が安すぎる」と言われ、何も買わずに帰られるお客様かいた。
今回も、「茶碗の値段が安すぎる」と言われた。一桁見間違うほどの安さらしい・・・。
私からみると、一桁違ったら、1階の古美術の茶碗を買うと思う。
茶会でお披露目するためではなく、普段使いに愛着をもってお使いいただけるような茶碗を作りたいといつも思う。
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Comments (5)
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蒸し暑い中 ご活躍のご様子でファンとしても嬉しいです!
茶を服する上で全然良くない、名ばかりで馬鹿高い茶碗が横行する現代陶業界?ですが(もちろん高価で良い茶碗もたまにはありますが)
茶碗だから異常に高いのは何か違うのではと思います。
茶碗だから土を厳選して、作品としての完成度のハードルを上げて、窯の良い場所に置いて、などと様々な要素を追い込んで、結果として高価になりました。と言うなら話しは別です。
うつわやさんの茶碗が1桁2桁値が上がる前に、入魂の一碗をお願いします。(真顔)
お聞きした作家さんによると、1/1000個の価格になるそうです。
1000個製作し、その中から、選び抜かれた一つ。
わたしにはそんなこと到底無理です!せっかくの原料を無駄にはできません~傷物さえ無駄にはしませんよ(笑)
好い茶碗が焼きあがりましたらお知らせいたしますので、気長におまちください~。
待ってます! 風呂敷もお願いします!(笑)
DMありがとうございました!10日にお邪魔する予定です。バンダチの中の作品も拝見させていただきますね。いまからワクワクしています~
小服さん、嫁ぐさいにはよき仕立てにしましょう(笑)
GALLERY掌さん、風呂敷をほどきづらい時は、階段横に芳名帳を置いてる台と椅子がありますので、そこに座られてゆっくりご覧ください~。
見終わった後、かたづけがお手間かもしれません(汗)