うつわやブログ

  • /

September 15, 2012 7:16 PM

一昨日のお茶の稽古

掛け軸は、「竹日寒催午雨」。右上に遊印あり、落款はない。その場合は、他に対になったものがあるとのこと。

20120914kakejiku01.jpg

ご一緒になった人が、先生から前回の軸はなんだったか問われる。私も覚えてなく、ノートを見ないとわからない。

それから、亀井南冥先生広瀬淡窓先生はどういう人か問われる。 今まで何度もお教えいただいていると思うが答えられず、先生は半ば呆れていた。 内心、儒学者ではないかと思うものの確証がもてず、わたしも答えられなかった。

毎度、毎度、教えられた端から忘れていくのも、本当に申し訳なくなってきたので、少しは記憶に残したいと思う。(ノートを見ると前回のお軸は「一雨潤千山」だった。)

そういえば、儒教に興味をもちはじめたのは、掛軸で「故旧不遺則民不偸」があり、論語にのっているから読みなさいと言われてからだった。

20120914kakejiku02.jpg

故旧(こきゅう)遺(わす)れざれば、則ち民喩(うす)からず。

こちらのサイトより引用→http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/classic/rongo008.html

[白文]2.子曰、恭而無礼則労、慎而無礼則思、勇而無礼則乱、直而無礼則絞、君子篤於親、則民興於仁、故旧不遺、則民不偸。
[書き下し文]子曰く、恭にして礼なければ則ち労す。慎にして礼なければ則ち思す(しす)。勇にして礼なければ則ち乱る。直にして礼なければ則ち絞す。君子、親(しん)に篤ければ則ち民(たみ)仁に興る。故旧(こきゅう)遺れざれば(わすれざれば)則ち民偸からず(うすからず)。

[口語訳]先生がおっしゃった。『丁寧なだけで礼がなければ徒労に終わる。控え目なだけで礼を知らなければ物思いに耽るだけだ。勇敢なだけで礼を知らなければ乱暴になってしまう。率直なだけで礼を知らないと図々しく辛らつになるだけだ。』。『君子(貴族)が近親者に親切であれば、人民は仁徳を求め始める。君子が昔の友人を忘れなければ、人民も薄情ではなくなる。』

せめて、この[書き下し文]だけ暗記して、いつか先生を驚かしてやりたい!

しかし、軸や花は覚えられなくても、やきものは結構覚えている。青味をおびた白磁壷の水指、陰刻がある青磁の茶碗、美しかったです。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/3179

Comments (2)

私は大分出身なので、高校のときに、広瀬淡窓の「桂林荘雑詠」という漢詩を覚えさせられました。いい詩でしたよ。
淡窓を主人公にした小説も書かれていて、数カ月前に読んだのですが、題名はすっかり忘れてしまいました。

先生が聞くとたいそう喜ばれそうです!
小説は『霖雨』葉室麟著ですね。
今、検索して調べました。ありがとうございます!
(書もすばらしいものでしたよ)

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑