うつわやブログ

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December 22, 2012 12:02 AM

刷毛目の小皿

高取の斑向付を入手する予定が、李朝刷毛目にかわる。

20121221hakeme01.jpg

ものごと、なかなか思い通りには運ばない・・・。

12月22日 追記

骨董を手に入れるとき、行きつけであれば特別気に入ったものは即座にいただきます!と決まることもあれば、いろいろと思考を巡らせ、あれこれ悩み苦しむ時もある。それゆえ、大事なことを忘れる場合もある。

20121221hakeme02.jpg

半年ぐらい前、知人のお供で骨董屋さんを訪ねた時、何点か拝見させていただいたなかに高取の斑向付があり、あの斑の向付とあわせて、寄せ向うにすると面白いのではないかと頭のなかで思い描いていた・・・しかし、他に支払いがあるので手が出せずに、ぐっと我慢。
ちょっと前に状態のよい山瀬の斑小皿を手にいれたので、昔買った傷の多い山瀬の小皿がなんとなく、霞んでみえてきて、下取りに出すことを決意!高取の向付の下取りにしてもらおうと思うものの、なかなか出かける時間がとれず、早々高取なんて売れないだろうと思って、先日、やっと骨董市に山瀬の斑小皿を持って行ったら、すでに高取の向付は売れましたとの事。展示品のなかでこの写真の小皿だけがひときは輝いてみえたので、山瀬の斑小皿を見てもらって、軽く交渉してみる。

20121221hakeme03.jpg

「交換ではむりですよね?」
「はい、渓龍山ですからね。+○円でどうでしょう?」
「山瀬の斑ですからね、+○÷2、円だったら直ぐにお支払いできるのですが・・・」ダメだろうと思いながらいってみたら
「いいですよ。また次にも何かお願いしますよ」成立してしまった。

朝、お茶の稽古に行き、それから書道の稽古の近くの骨董市に出かけた。
お皿を入手し、近くの食堂でお昼を食べながら、次の書道のことを思い浮かべ・・・書道の道具一式忘れてることに気付いた!
お出かけ前に、お茶の稽古道具、ご挨拶のお菓子、ご注文の干支香合、山瀬の小皿だけしか確認できていなかった。
書道の稽古は道具をもたず、お菓子と干支の香合だけで伺ってしまう・・・(汗)

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Comments (4)

ご縁、合縁、奇縁ってのもあります。
欲しいと念じてるとあっちから寄ってくることもあるし、フラッと行っておやって物もあるし、この器とご縁があってめぐり合ったのでしょう?
この手の器なら、きっとうつわやさんの「エサ」となり「栄養」となること間違いなしです。

ありがとうございます!
この小皿も縁があったのでしょうね~
きっちり栄養分吸い取らせていただきます。

年の瀬によい鶏龍山を落手なさいましたね。白土がたっぷりと掛かり魅力ある小皿と思います。

よいお年をお迎えくださいますように。

ありがとうございます!
ニュウ修理があるものの、ちょうどよい上り具合で質感もよい感じです。

bion5555さんもよい年をお迎えください。
ほんと、早いですね~。今、外はうっすらと雪化粧です。

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