うつわやブログ

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July 13, 2013 10:46 PM

易経入門

12月の川口美術さんでの個展で、祭器をテーマにしようと思いつき、それからいろいろ考えを巡らしてゆく。
祭器が作られた時代背景を理解したいと儒教の本を開き、易経でひっかかって前に進めなくなってしまう。 (論語はドラマ孔子伝で学習!)

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昨年、何冊購入した本もなかなか進まず・・・

友人の紹介により、思いきって月2回の講座に申し込みをする。

昨日がその第一回目。おおまかにどういった内容を勉強していくかを説明を受ける。それでもあっという間に3時間が経ってしまう。

①陰陽学②五行学③干支学④九星学⑤八卦学

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これは天文学?

易経(八卦)にいきつくまでにも時間がかかる。茶道以上に理解できるまでには何年もかかりそうだった。
しかし、お茶をしらなくて茶碗を作るより、知って作ったほうが視野も広がる。それと同じように、 時間はかかっても、作られた時代背景を少しは理解できたほうが、内容も変わってくるような気がする。

この日の授業内容から、例えていうなら・・・
お清めの塩について→店の前とかに置いてる盛塩は間違いである。アレは平安時代に殿方が乗った牛車を足止するのに、牛が舐めるために盛られた塩で、その流れでいまだに盛られている。
お清めの塩の場合は、払う、酒で清める、水で流す。この順番らしい。

やきものも形だけを追うより、少しずつでも内容を理解できたら、自然と形もかわってくるように思えてきた学習会でした。

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Comments (5)

陰陽五行だったら、吉野裕子さんが一番信頼がおけます。「陰陽五行と日本の民俗」人文書院が、入門書としてはいいですよ。福岡市図書館には「吉野裕子全集」が揃っていて、お茶に関するところだけ拾い読みしても楽しいですよ。

伊藤さん、ご無沙汰しております。12月、川口さんのところで個展ですか。今から楽しみにしております。11月にお店を出しますので、時間がありましたら奈良にも遊びにきて下さい!

wadaさん、いつもありがとうございます。
吉野裕子さんの本、時間ができたら図書館で探してみます!
本当に助かります~。
そういえば、「かわず」を知ったのも、いただいたコメントからで・・・おかげさまで粉引の汐景(シオゲ)は定番化しました。
http://www.utuwa-ya.jp/blog/2006/08/post-409.html


中上さん、コメントありがとうございます。
お店のオープンおめでとうございます。今から楽しみですね。
8月の古陶磁探究陶人展は、9,10,11日のいずれかで行こうと思っています。
今年は12月の個展に集中するため、11月の文居さんのグループ展はお休みさせていただくので、もし時間がとれれば奈良にごあいさつぐらい行こうかとも考えていました。もし行けるようでいたら、ご連絡いれますね。

こんにちは

横レスすいません!
「陰陽五行と日本の民俗」持ってます。
よろしければお貸しできますけれど・・・・

文さん、ありがとうございます!ちょうど小澄さんから案内状がとどいたところでした。8月にお伺いできるようでしたらお知らせしますので、その時は「陰陽五行と日本の民俗」宜しくお願いいたします♪

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