うつわやブログ

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August 3, 2013 11:23 PM

易経の前に

易経入門の本を開き、興味をそそられてもそれから先には進めなかった・・・

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易経入門 安岡正篤 著 より

多少とも東洋の思想学問に志ある人々ならば、易経を讀みたいと思はぬ者は無いであろう。 儒教、佛教、道教、神道等、いづれの道を進んでも、必ず易に關聯を持つし、さういふ専門的研究はしばらく舎いても、 人生の経験を積んである年齢に達すると、易をのぞいてみたくなるものである。=中略=民族の歴史の潮流に棹さして、 永遠の青山白雲を見るような、我々の心霊に響く感動の籠もったものを読んで考えたいと思うのは、何人もの胸底にある願いである。さうなると、さしづめ、この易に心を潜めるのが、古来賢者の常であった、それが長く後進にとつて堪らない魅力であつたのである。・・・・

最初の頁は、とても興味がわいて中身を知りたくなるものの、読み進むにつれ理解不能におちいる。

それで月2回のセミナーに通い学習をはじめる。その前にセミナーの先生から、陳希夷(唐末~宋時代)が創始したと伝えられている"紫微斗数"で自分をみてもらう。
占いにはさほど興味はなく、今まで見てもらったのは、二十代の頃に友人のつきあいで行ったのと、弟子入りしてる時に、先生がみてもらってる四柱推命の先生がよくあたるからというので、好奇心で行った2回のみ。その2回ともたいした事は言われず、「自分の思うままに・・・」といった感じだった。
"紫微斗数"は四柱推命と同じく年月日時の4つの柱からだしていくらしい。


最初に「あなたの中身はおじさんですね」あきれたような様子で言われる。
「え"っ、まぁ、そんな、感じですかね・・・」ゆるく答える(汗)
命盤という1枚の用紙を作成してもらった。その中心には旧暦の生年月日時、出生県、陰陽、性別、五行局、紫微星地支、命主、本命卦、命宮、身宮、身主、が書き込まれ、周囲に12の枠があり、そこに12支がはいり、それから12の宮が決められ、四柱によって様々な星が入れられてゆく。
そのなかに、十年ごとの(大限)運気があり、1年ごとの(小限)運気もあらわされている。また12の枠に入った干支は1日の時刻にも当てはまるようで・・・午が正午というのは分かりやすい、前が午前であとが午後。2時間刻みでみてゆく。
過去も未来もその一枚の命盤から浮き出されてくる、12の宮によって人や物とのかかわりなども・・・・星がもつ意味をしらなくては理解できませんが、少しずつ調べながら、その紙をみていると、全く意味不明だった"卦"が自分の命盤の中に書き込まれ、調べていくうちにちょっと理解しやすくなってくる。すぐに易経は無理でも、こういったところを入口に、少しずつでも近づけたらと思う。

命盤を眺めながら自分の一生を考えてしまう。現在数えで50歳。長くてもあと60年?短くて30年?その間に、何ができるか、10年ごとになにをすればいいのか?今なにができるのか?思考を巡らせながら、あとに残せるような、喜んで使ってもらえるもの、作り続けられたらいいなぁという想いが強くなってくる。

本筋(韓国陶磁がもつ好さ)からずれないように、寝る前には「母ちゃん(オンマ)」を読む。

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「母ちゃん(オンマ)」を読み終えたら、よかったので読んでみてと友人から借りた「ブッタ」も読もう。

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