November 7, 2013 11:52 PM

伊藤明美　陶展

個展のDMができあがりました。

開業20周年記念催事　-伊 藤 明 美 陶展-　案内文より

伊藤さんは福岡県田川市で作陶されて居り、韓国の焼物に憧れ、粉引、三島、灰釉、堅手、白磁などを良くされます。
なかでも粉引塩笥茶碗への傾斜は並ではなく、それが彼女の作陶の芯になっていると思います。
伊藤さんが陶の先輩と会話している所に居合わせました。お茶碗にしては安価過ぎるので値を上げてはとの言に、 彼女は、お客さんに使っていただきたいので値は上げたくありません。箱を付け、風呂敷を作り添えてるのも、 お客さんに持って頂く為ですから・・・と答えて居られました。お客様に買って、持って使って頂くことへの強い信念を感じた会話でした。 今回は明器の形を生活の場にと云うテーマで当展を特徴づけて頂きます。ご期待いただきご来場賜ります様お待ち申し上げます。

2013年12月4日（水）～8日（日）
11:00am～6:00pm 定休日/月・火曜日
骨董&ギャラリー　川口美術
〒606-0801　京都市左京区下鴨宮河町62-23
TEL（075)781-3511　FAX（075)781-2255
HP"http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kawabi/
BLOGhttp://kawabi.exblog.jp/

韓国探究陶人展に参加させていただくようになり、今夏でで4度目となりました。
最初の年はあまり九州からでたこともなく、はじめての京都で不安もありしたが、ブログを見てくださってた方々ととても良い出会いをいただきました。
その時にも「価格が安すぎます！」と言われて何も買わずに帰られたお客様もいらっしゃいました。
毎回、いろんなかたと出会い、お話をさせていただいています。批評も受け止め、どこかで繋がるところがあればと考えております。
今は日々使っていただくことを重視し、柔らかさと耐久性のバランスがうまくとれるように今後も努力を惜しまず、作陶に力を注いでいきたいと思います。