December 20, 2013 12:29 AM
東京のお土産
京都の個展が終わり、今年も残すところわずか、干支の製作に追われる・・・
東京でいただいた和菓子でちょっと休憩。
この前の日曜日、根津美術館に井戸茶碗を見に行く。
その前に、お茶券をいただいたので、護国寺の東京茶道会主催のお茶会へに行くことになった。
10時過ぎに池袋に着き、お聞きしてたとおりタクシーで入り口まで。それから待つこと2時間以上・・・
やっと席にも入れ、お道具も拝見でき、濃茶もいただけ、
水屋にも挨拶ができ、それから根津美術館へ♪
噂に聞いてた、残念な照明にも、負けず劣らず、"対馬""六地蔵"いろいろと印象に残る。
唐津のように手を伸ばせば届くものではなく、近くでみながらも、井戸は遠くに感じる・・・。
最終日で人も多かったけど、見に行ってよかったと思う。今回は忘れずに、帰りに近くの古美術店に寄る。
翌日は京橋の骨董街へ・・・
ウィンドウに飾られている古染の大皿が目に入る!呉須の発色や線の描き方など、大きさは異なるけど持ってるのとよく似てる。
自分の収集も凄いかもって、ちょっと頭の中を過ぎる。
隣のお店には唐津の水指が飾られていた。これは私が持ってるのよりちょっとよかった。
しかし、お友達がもってる唐津の水指よりは劣るかも・・・などと生意気な視線で眺めながら店の前を過ぎる。
友人からお勧めいただいた、お店に行ってみる。
次から次に出てくる。呉器茶碗でお抹茶をいただき、ほうじ茶を・・・といわれて持って来られたのが江戸期の海を空の上から眺めたような乾山風の筒向だった、それに熱々のほうじ茶。
とても美味しかった。もの凄い贅沢な時間で、もってる小皿を全部売って、
こちらにある唐津の茶碗を1ついただきたいと思ってしまう。
茶会にしても、古美術店にしても、福岡とは大きく違う・・・
数年前のお気に入りだった茶碗は、今では色あせてみえる。形は井戸のように思えたものが、井戸茶碗をみた後だと、全く異なって見える。窯も椎の峰って思ってたけど、小代のように見え、また椎の峰でも小代でもそんなに大差はなく、ほぼ同時代に九州で作られた茶碗でいいと思った。観るべきところはもっと別のところにあるように思えてくる。
京都でもそうでしたが、今回もまたものの見え方が、大きくかわってきたように感じます。
Trackback (0)
Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/3269
Comments (2)
Post a Comment
なるほど、得るものが多くで良かった。
ご紹介ありがとうございました!
かなり楽しめました♪