うつわやブログ

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May 12, 2014 9:47 PM

芙蓉手のお皿

古陶の歴史にふれていると、その時代を代表するようなものは一つくらいは持っておきたいと思う。

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芙蓉手とは・・・

中国明代万暦頃に始まった皿の意匠一つで、欧州で愛好されたため、わが国の伊万里でも輸出用に大量生産された。 染付が主で、皿の周辺部を八等分した中に唐草や八宝文を配し、中央には岩花や花籠を描いたものが多い。 芙蓉の花が開いた感じの文様なのでいう。


昨年の個展では祭器をテーマにし、その時代背景を調べてたら、儒教から易経、陰陽、八卦なども浮上してきた。そんな時に、このお皿と対面する。
この芙蓉手のお皿は、中心に陰陽(麒麟=陰 鳥=陽)外枠に八卦?で、元々は意味があったのではないかと思う。木簡と軍配図にもなにか意味があるようにも・・・

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ウィキペディアより

軍配(ぐんばい)とは戦に際して方角を見極め、天文を読んで軍陣を適切に配置すること。軍配を行う者を軍配者という。また、「軍配団扇(ぐんばいうちわ)」の略。
室町末期以降、合戦の指揮官(大将)が采配を振る際に捧持する光景が見られるようになる。古くから軍兵の指揮を執るときは、総(ふさ)に柄(え)を付けた「采配」という道具が用いられたが、早くから実用性は薄く、もっぱら威儀を整えるために使用されるのみであった。室町期に入り集団戦術の隆盛に伴って、団扇に方位・方角や十二支、陰陽・天文・八卦、二十八宿、梵字などを箔押しした軍配団扇が好んで用いられるようになり、武将や軍師の肖像にも多く描かれたものが残っている。当時の軍配者にとって、合戦の勝敗は本人のみならず一族の盛衰にもかかわる重大事であり、出陣の日取りや方角で吉凶を占い、天文を観察して未来を予測することは軍配者の大きな役割であった。団扇は古くから悪鬼を払い、霊威を呼び寄せるという意味合いで、神事などにも用いられてきたものである。

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陶磁の研究会の時にそういう疑問をなげかけると・・・「古染付の図案に"ぶとう"に"リス"が用いられたのは"武道を律する"からきてるんですよ」と教えられた。

この図案の意味がいつかわかる日が来るといいなぁ・・・7つの点は作られた時代(三元九運?)とかからきてるのだろうか・・・葉っぱがあるのは桃だろうか・・・想像を巡らす。

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Comments (2)
ト・アール ( May 13, 2014 10:48 AM ) Reply

実をつける葡萄、多産の栗鼠で多産・子孫繁栄の意味の図案かと思ってました。
「武道、律す」はシナ語でも「ブドウ」「リス」と発音するんでしょうか?
それとも日本に入ってきてからのこじつけ? が喜ばれたんでしょうか?

私も葡萄は子孫繁栄と思ってたのですが・・・
聞いた範囲内では、こじつけというか、後付?で喜ぶ人がいた?のではないかと推測されます。

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