うつわやブログ

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October 13, 2015 9:11 PM

天草陶石と泉山陶石

唐津やきもん祭りの時に、お客様が白磁の鎬をみられて、原料の話になり、天草陶石を使っていると言うと、何故泉山陶石を使わないのですか?といわれ、じゃ試に使ってみましょうという展開になりました。

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天草陶石と泉山陶石の鎬盃

しかし、天草と泉山の陶石の違いが判るのか?私自身よくわかっておらず・・・異なる陶石で制作した盃を、陶芸作家が集う研究会に持って行って観てもらったところ、2人は正解したもののうち1人は前に制作した鎬の盃を購入してもらってたので、それもあってわかったのだとも思う。数名は天草陶石で制作したものを泉山だと答えた。

この違いは分かりにくいと思う、天草が白いと思いがちだけど、特上から不純物の多い下まで等級があり、そこで自分の好みのものを見つけて行く。あと焼きが違えばわかりにくくもなる。

20151013amakusatoizumi02.jpg

泉山は温度を1300度まで上げないと良さはでないとも言われた。しかし、テカテカ光沢があるよりもより土っぽい磁器が好きなので、そこまでは上げないと思う。今度試しに、古伊万里の陶片でも焼いてみよう!

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生掛けの泉山

"泉山陶石"あと少しあるので、染付もしてみようかなぁ・・・

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